今さら聞けない!バーチャージって?意味を教えて!

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居酒屋やバーに入店すると、バーチャージ料金が加算されることがあります。

しかし、バーチャージの意味を知らない人も多いのではないでしょうか。

「チャージはなぜ必要なの?」
「お通しとの違いは?」
「断ることはできる?」

こんな疑問を持った人もいるかと思います。

そこで今回は、バーチャージの意味や特徴をまとめて解説します!

目次

バーチャージ料金の意味とは?

まずはバーチャージの意味や種類を紹介します。

チャージ料金について

バーのチャージ料金とは、座った席にかかる料金を指します。テーブルチャージやサービス料ともいい、場所代のようなものです。

「一人当たり〇〇円」と決まっており、日本独自のシステムといわれています。

お店によっておつまみが提供される場合もありますが、バーでは「チャーム」という名前で料金が発生することも。

お店のチャージ料金が気になる場合は、入店時に聞いておくといいでしょう。

チャージ料金の種類

チャージ料金には「テーブルチャージ」「カバーチャージ」「ミュージックチャージ」の3種類があります。

そこで、それぞれの意味や特徴を解説します。

テーブルチャージ

テーブルチャージとは、お店の席に座った時に発生する席料です。

居酒屋では「お通し」ともいい、おつまみが提供されます。

多くのバーではテーブルチャージが導入されており、飲食代とは別に料金が発生します。

カバーチャージ

カバーチャージとは、レストランやクラブの入店時に発生する席料です。

テーブルチャージと意味合いは同じで、使われる場所が違うだけです。

ミュージックチャージ

バーによっては、生演奏を行うミュージックバーと呼ばれるものがあります。

ミュージックチャージは、「バーで演奏を聴く料金」として請求されるものです。

演奏のあるお店では「ミュージックチャージ〇〇円」と記載があるので、飲食代とは別に支払いがあると覚えておきましょう。

バーチャージとお通しは別?お通しの意味とは?

居酒屋に入ると、最初にお通しが提供されます。テーブルチャージと同じ意味合いに感じますが、実は全くの別物です。

お通しとは「突き出し」とも呼ばれ、注文した料理が提供されるまでに、お酒のアテとして出されるものです。

もともとは、「お客様を席にお通しする」という意味からきています。

居酒屋で飲み物と料理を注文すると、お酒の方が早く提供されます。その時、つまめるものをとお通しが提供されるようになったのです。

お店によっては、テーブルチャージの意味合いでお通しを提供するところもあります。

またお通しは、お店の味を知れるチャンスです。お通しにこだわっているお店も多く、他の料理に期待感を持たせて、いろんな料理を注文してもらえるきっかけ作りをしています。

チャージ制度がある意味

お店に行く側としては、バーチャージが請求される意味が分かりませんよね。

そこで、なぜチャージ制度があるのか詳しく解説していきます。

客層を維持する

チャージ料金を設けていると、お店の客層が安定します。

お客さんの中には、飲み食いしない人や長時間居座る人がいます。

チャージ料金があれば、迷惑なお客さんを寄せ付けませんし、仮に来店した場合でも料金をきちんと請求できます。

ただし、料金を1品だけ注文したりお酒1杯だけで粘ったりする人がいるのは事実です。

そういった人がいると、お店の売り上げが上がらなくなってしまうでしょう。

お店の運営維持費

バーチャージは、客単価の向上につながります。

お店を運営するには、家賃や材料費、水道光熱費、人件費などさまざまな費用がかかります。

そのため、客単価を上げてお店を存続させていく必要があるのです。

例えばバーチャージを500円に設定し30人来店したとすると、15,000円の売り上げになります。

お客さんの中には、少ししか注文しない人もいるので、バーチャージは大きな役割を担っています。

バーチャージの相場は?

バーチャージの相場は、0円〜数千円までさまざまです。

  • 立ち飲み屋やカジュアルなお店:0円〜300円程度
  • 一般的なバー:500円〜1,000円程度
  • 高級バー:1,000円〜数千円

お店や業態によっても異なるので、不明な場合はお店の人に聞いてみましょう。

支払いを断ることはできる?

結論からお話しすると、テーブルチャージやお通しの支払いを断るのは違法ではありません。

日本独自の文化のため、海外の人とトラブルが発生することも多いようです。

法律上はサービス提供前に断ることが必要で、席に通されたりお通しを食べてしまったりした後だと、支払いの義務が生じます。

ただしチャージ料金を断ることはおすすめしません。

法律ではなくお店を応援する意味でも支払った方がいいと考えられます。

またチャージ料金を断った上で飲み食いするのは、自分もお店側もいい気持ちがしませんよね。

バーのチャージ制度は客の敷居を上げるためのものです。メンタルが強い人なら問題ないかもしれませんが、思いやりの気持ちがあるならチャージ料金は支払いましょう。

チャージ料金でよくある質問

チャージ料金でよくある質問に回答していきます。
皆さんはいくつ知っていましたか?

バー用語のチャームとはなんですか?

チャームとは、バーでドリンクを注文した際に出されるおつまみを指します。

バー側としては、お酒をより美味しく味わってもらいたい、ドリンクをおかわりしてもらいたい、という思いでチャームを出しています。

またお店によっては、チャージ料金を取る代わりにチャームを出すところもあります。

時間帯によってチャージ料金は異なりますか?

時間帯によってチャージ料金が異なる場合があります。

分かりやすい例でいえば、昼営業をしている居酒屋です。

夜はテーブルチャージやお通しをとりますが、ランチタイムでは食事代だけの請求となります。

お昼の時間帯はリーズナブルに食べたい人が多いため、テーブルチャージを請求しないケースが多いようです。

時間制チャージがあるって本当ですか?

お店によっては着席時のチャージではなく、時間毎に発生するチャージが存在します。

バーには少ないですが、スナックやキャバクラ、、ガールズバー、ホストなどの業態に多くみられます。

「1時間毎1,000円円」「30分毎500円」といったように、その場にいるだけでチャージ料金が発生し続ける仕組みです。

滞在時間が長くなればなるほど料金がかかりますので、あらかじめ確認しておいた方がいいでしょう。

お通しを断る時のフレーズが知りたいです

お通しを払わないと決めた人もいるでしょう。

特に安っぽくて払う価値が感じられないお通しは断りたいところ。

そんな時は、入店時に「お通しはいらないんですが大丈夫ですか?」と一言素直に聞いてみましょう。

お通しやテーブルチャージは、サービスが提供された後だと支払いの義務が生じます。

またお店側も入店を断るか判断したいので、どうしてもお通しを断りたい人は入店した直後に相談してみてください。

飲食店以外でチャージ料金が発生するところはありますか?

飲食店以外でもチャージ料金を請求するところもあります。

代表的な例を挙げると、貴金属の買取時にチャージ料金が発生するケースです。

金、銀、プラチナなどの買取では、500g未満の地金の売買にバーチャージ(手数料)が上乗せされます。

貴金属の買取に興味がある人は、あらかじめ調べておいた方がいいでしょう。

最後は別のバーチャージの話になってしまいましたが(笑)
バーチャージはバーに行くお客さんとお店側両方が楽しい時間を過ごすためのもの
と思っておいてください!

それでは今夜も美味しいお酒と素敵な夜を♪

居酒屋バー開業準備

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