酒が抜ける時間は?飲酒後の運転や授乳は何時間後からOK?

酒が抜ける時間

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酒が抜ける時間は?飲酒後の運転や授乳は何時間後からOK?

 

お酒が抜けるまで、車の運転や授乳はできません。

 

そしてアルコールの分解には、予想以上の時間がかかるのをご存知でしょうか?

 

飲酒運転防止や胎児に悪影響を与えないためにも、何時間後に抜け切るのか知っておくことが大切です。

 

そこで今回は、お酒が抜ける時間や分解を早める方法について解説します。

 

お酒を飲む機会がある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

目次

酒が抜けるまでの時間は?

アルコールの分解速度は、年齢や性別など個人によって異なります。

 

厚生労働省では、男性「9g/1時間」、女性「6.5g/1時間」でアルコールを分解できるとしています。(平均値)

 

そしてアルコール量は、お酒の種類によって異なります。飲酒量ではなく、摂取したアルコール量を正しく把握することが大切です。

 

以下の表は約20gのアルコールを含むお酒を表したものです。

ビール チューハイ 日本酒 ワイン ウイスキー
中瓶1本(500ml) 缶1本(350ml) 1合(180ml) グラス2杯(200ml) ダブル1杯(60ml)

    例えば、ビール中瓶1本とチューハイ2缶を飲むと、約60gのアルコールを摂取したことになります。

     

    するとアルコールの分解に男性は約7時間、女性は約9時間かかる計算です。

     

    これ以上飲む場合は、一晩寝ても体内のアルコールを分解し切れない場合があります。

     

    大量のお酒を飲んで「一晩寝たから大丈夫」と思っても、体内にアルコールが残っていれば飲酒運転になります。

     

    また年齢や体質によっても異なり、分解の時間が長くなってしまう人もいます。

     

    そのため抜ける時間は目安とし、しっかりと休息を取ることが大切です。

     

    飲酒後の運転や授乳は何時間後からOK?

    それでは飲酒後の運転や授乳は何時間後からOKなのでしょうか?

     

    それぞれの時間について解説します。

    飲酒後の運転

    飲酒後の運転については、道路交通法で厳しく取り締まられています。

     

    道路交通法第65条では、

     

    • 呼気1リットル中のアルコール濃度0.15mg以上0.25mg未満の場合、違反点数13点で90日の免許停止
    • 呼気1リットル中のアルコール濃度0.25mg以上の場合、違反点数25点で2年の免許取消

     

    と定められ「酒気帯び運転」に該当します。

     

    またそれ以上酔っている場合は「酒酔い運転」となり、違反点数35点で3年の免許取消となります。

     

    そのため、お酒を飲んだ際は摂取したアルコール量を元に時間を計算しましょう。

     

    男性なら「9g/1時間」女性なら「6.5g/1時間」を目安としてください。

     

    ただしアルコールの分解には個人差があるため、「◯時間後に運転しても大丈夫」という決まりはありません。

     

    車の運転がある人は、適度な飲酒を心がけることが大切です。

    飲酒後の授乳

    お酒を飲むと、アルコールが母乳に移行するといわれています。

     

    そのため授乳期間中のお酒は、なるべく避けた方がいいでしょう。

     

    特に飲酒後1時間前後に、乳汁中のアルコール濃度が高くなるとされています。

     

    仮にその状態で授乳すると、赤ちゃんがアルコールを飲んでしまいます。最悪の場合、急性アルコール中毒を引き起こすことも。赤ちゃんの体を守るためにも、飲酒は控えた方が無難です。

     

    ちなみにアメリカ小児科学会のデータでは、お酒の摂取後は2時間以上の間隔を空けてから授乳することを推奨しています。どうしてもお酒を飲みたい場合は、できるだけ時間を空けてください。

     

    もし難しい場合は、市販のミルクを使うことを検討してみてくださいね♪

    アルコールの分解を早めることはできる?

    アルコールの分解には個人差があり「早めることができる」とは言い切れません。

     

    しかし工夫次第で、アルコールによる酔いを緩和することは可能です。

     

    そこで、お酒を飲んでいる最中や、飲んだ後の対策を紹介します。

    こまめに水を飲む

    飲酒中はこまめに水を飲むことが大切です。

     

    水を飲めば血中アルコール濃度が下がり、二日酔いや悪酔いを予防できます。

     

    またアルコールには利尿作用があり、体内の水分が排出されます。尿などで水分が出ると、血中アルコール濃度が上昇し、酔いが回ってしまいます。

     

    そのためお酒を飲んでいる最中は、こまめな水分補給をしましょう♪

     

    お酒の横に水を置いておき「お酒を一口飲んだら水も一口飲む」「お酒を2杯飲んだら水を1杯飲む」など、ルールを決めておくのもおすすめ。翌日にお酒を残したくない人は、水を飲むことを心がけてみてください。

    酔いに効く飲み物を摂取する

    酔いに効く飲み物を摂取しておくと、酔いが回りにくくなります。

     

    トマトジュース

    トマトに含まれるビタミンCは、アセトアルデヒドの代謝をサポートしてくれます。また抗酸化作用を持つリコピンも豊富で、アセトアルデヒドの分解だけでなく、高血圧や動脈硬化の予防にもつながります。

     

    トマトジュースの摂取のタイミングは、飲み会の最中や飲んだ翌日など、飲める時で構いません。またトマトジュースが飲めなくても、トマトサラダを注文するという方法もあります。

     

    スポーツドリンク

    スポーツドリンクは、体内に吸収されやすく水分補給に効果的です。

     

    お酒には利尿作用があり、水分が体外へと排出されます。すると血中アルコール濃度が上がり二日酔いになる可能性も。また脱水症状を引き起こす危険性もあります。

     

    またアルコールを分解する肝臓は、ブドウ糖を生成する臓器です。しかしお酒を飲むと、アルコールの分解を優先し、ブドウ糖の生成がストップ。するとアルコール性低血糖になるリスクもあります。

     

    そのため、糖分を含んでいるスポーツドリンクを飲むことは理に適った行為だったのです。

     

    ちなみに「スポーツドリンクを飲むと酔いが早まる」という噂は嘘です。

     

    お酒を飲んだ時点でアルコールは体内に吸収されているため、スポーツドリンクでさらに吸収速度が早まることはありません。

     

    ぜひスポーツドリンクを飲んで酔いを改善しましょう。

     

    酔い予防のドリンクを飲む

    最も手軽なのは、酔い防止のドリンクを飲むことです。

     

    酔い防止ドリンクには、ウコンなど、肝機能を高める成分が配合されています。

     

    飲み会前に飲めば肝機能が高まり、二日酔いや悪酔いを予防できます。

    安静に過ごす

    お酒を飲んだ後は、安静に過ごすことが大切です。

     

    お酒を飲むと、アルコール分解のために肝臓が絶え間なく働きます。肝臓の働きを助けるためにも、余計な体力を使わないのが得策です。

     

    むやみに動くと肝臓の働きが弱まり、分解スピードが遅くなるかもしれません。お酒を飲んだ後は、布団でゆっくりと休んでください。

    飲酒後に湯船に浸からない

    飲酒後の入浴は避けておきましょう。

     

    なぜなら、入浴すると血流がよくなり酔いが回りやすくなるからです。

     

    また湯船に浸かると汗をかいて体内の水分が排出されます。その結果、血中アルコール濃度が上がり、酔いが増してしまう可能性も。

     

    それだけでなく、酔いが回って転倒すれば湯船で溺れる危険性もあります。

     

    どうしても入浴したい場合は、シャワーだけ浴びるようにしましょう。

    会話する

    お酒を飲んでいる最中は、積極的に会話しましょう。

     

    アルコールは人の呼気から排出され、話せば話すほど酔いが回りにくくなります。ただし盛り上がって飲酒量が増えるのは避けましょう。

     

    また最近は感染症対策に厳しい世の中ですので、食事中の会話はお店のルールに従ってくださいね!

    まとめ

    今回はお酒が抜ける時間や分解を早める方法について解説してきました。

     

    飲酒や授乳を控えている人は、適量を守って飲酒しましょう♪

     

    またお酒を飲むとトラブルになることも多いため、ルールを守って楽しむことを心がけてください。

     

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