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カラオケバー経営・開業準備・儲かる秘訣を解説
「カラオケバーを経営してみたいけど、どうすればいいんだろう?」「カラオケバーをオープンするのってきついのかな?」と悩んでいませんか?
カラオケバーを運営するには資格や資金が必要であり、成功するには事前に経営のポイントを押さえておくべきです。
ということで、今回は2022年最新情報をもとにカラオケバー経営のために用意しておきたいことや成功のコツを紹介します。
初めてのスナック経営に不安を感じている方やスナック経営に失敗したくない男性、女性の方は、ぜひ参考にしてみてください!
カラオケバーの経営に資格は必要?
カラオケバーの経営には、最低でも「食品衛生者」と呼ばれる資格と「飲食店営業許可」が必要です。
他にも、カラオケバーの経営スタイルによっては、いくつかの許可を取得しなければいけません。
PRESIDENT Onlineで亜美ママ氏が話しているように、開業には様々な書類が必要なので余裕をもって準備しておきましょう。
では、それぞれどんな資格や許可が必要になるのか紹介します。
バー経営で必ず取得するべき資格と許可
カラオケバーを経営するなら、まずは以下の資格と許可を取得するべきです。
- 食品衛生責任者の資格
- 飲食店営業許可
食品衛生責任者とは、食品を管理する責任者であることを示す資格であり、1店舗に1人設置しなければいけません。
食品衛生責任者の資格を取るには、まず各都道府県の保健所か食品衛生協会に問い合わせてみましょう。
問い合わせ後、6時間のプログラムを受講し、テストに合格したら終了です。
一方、飲食店営業許可とは、飲食店を営業するために必要な許可を指します。
申請書類を保健所へ提出し、保健所による施設検査をクリアすると取得できますよ。
場合によって必要な資格と許可
カラオケバーの経営スタイルによって、以下の資格や許可も必要です。
- 防火管理者(収容人数30人以上の場合に取る資格)
- 深夜酒類提供飲食店営業開始届(午前0時以降お酒の提供をする場合の許可)
- 特定遊興飲食店営業許可(午前0時以降お酒の提供やお客がカラオケを使う場合の許可)
このほかにも、カラオケバーを開店したい場所では午前0時以降にお酒の提供ができるのかということもチェックしておきましょう。
また、許可を取得するためにはお店の広さが条件になることもあるので、事前に確認しておくことが大切です。
カラオケバー経営に必要な資金
カラオケバー経営に必要な資金は、500~700万円程度と言われています。
費用の内訳は、大きく分けて以下の通りです。
- 物件取得・内装工事
- キャストの給料
- カラオケ導入費用
では、それぞれどれくらいかかるのか見ていきましょう。
①物件取得・内装工事
物件を取得し、好みの内装へと工事するのにかかる費用は、大体250~500万円程です。
人目につきやすくお客さんが通いやすい土地でカラオケバーを経営したいなら、上記のような金額を用意しておきましょう。
もし、費用を抑えたいのなら、前のテナントが設備などを残して退去した「居抜き物件」を狙うのがおすすめです。
開店まで時間がある場合は、内装工事を自分で行うのも1つの手でしょう。
自分の手で内装をつくりあげることで、よりイメージに沿った店舗を完成させることができます。
②キャストの給料
勤務時間や条件によって異なりますが、キャスト1人の月収は大体15~25万円程が多いです。
料金体系は時給制が多く、中にはドリンクをおごってもらったり、ボトルが下ろされたりなどで時給以外のお金が発生するお店もあります。
キャストの給料体制に悩んでいるなら、開店時は時給制のみにし、経営が軌道に乗ってきたら時給+歩合制にするのもいいかもしれませんね。
③カラオケ導入費用
カラオケ機器を導入するには、「新品を購入する」「レンタルする」と2種類の方法があります。
新品を購入する場合は、関連機材も揃えなければいけないので100~300万円ほどかかると考えておきましょう。
一方、レンタルの場合は、月額30,000~50,000円で揃えることができます。
また、楽曲をカラオケで配信・再生するための費用として月額10,000~17,000円ほどかかることや、著作権料として月額3,500~16,000円ほどかかることも押さえておいてください。
カラオケはレンタル・購入どっちがいいの?
カラオケ機器はレンタルをすることがおすすめでしょう。
というのも、先ほどお伝えしたように新規購入の場合は、開店時に数百万円が必要になるからです。
まだ固定客もできていないうちから初期費用が高額になってしまうと、経営にも不安が募りますよね。
対して、レンタルの場合は関連機材も合わせて月額30,000~50,000円で借りられるため、初期費用を抑えることができます。
さらに、レンタルなら新しいカラオケ機材をどんどん借りることができるので、高品質な機器をずっと使うことが可能ですよ。
【2022年版】カラオケバー経営の平均年収は?
求人ボックス給料ナビが2022年に算出した結果によると、カラオケバーの年収は平均400万円程です。
経営者は従業員と異なり、やり方次第で年収を伸ばしていけるので、女性、男性に限らず400万円を超えてリッチな生活を送ることも不可能ではありません。
しかし、一方でお店の売上が下がってしまい年収0円になった…なんて厳しい未来も可能性としては考えられます。
そこで、次の章ではカラオケバー経営で失敗しないポイントをまとめてみました。
失敗しないカラオケバー経営のポイント
カラオケバー経営を成功させるポイントは、以下の4つを押さえることです。
- どんなカラオケバーを経営するか考える
- 物件選びをこだわる
- 常連を獲得する
- 人脈づくりに努める
それぞれどのような点を意識すれば良いのかお話していきます。
どんなバーを経営するか考える
まずは、どんなカラオケバーを経営したいのか考えてみてください。
賑やかでワイワイとした大きなお店にしたいのか、しっとり落ち着いた雰囲気の小さなバー経営をしたいのかで方針は変わってきますよね。
また、メインの顧客を女性と男性のどちらにしたいのかによっても、カラオケバーの内装や運営方法は異なるでしょう。
カラオケバーのコンセプトを決めないまま経営を始めると、どんなニーズにも届かず、お客さんが集まらなくなってしまいます。
コンセプトが決まったら、どんなお客さんがターゲットになるのかを意識してみましょう。
物件選びをこだわる
コンセプトとターゲット層を考慮して、集客できそうな物件を選びましょう。
コンセプトによっては、新宿区などの繁華街へ出店してもなかなか人が集まらない…なんてことは珍しくありません。
ターゲット層はどんなカラオケバーなら来店するのかを考えて、小さい物件と大きい物件のどちらがいいのか、どのエリアに出店するべきかなどを決定しましょう。
例えば、若者がターゲットなら「おしゃれと話題になっている三軒茶屋にしてみようかな」といったように考えてみてください。
また、顧客層を広げるうえで、初めての人でも入りやすいような雰囲気の物件を選ぶことも大切です。
常連を獲得する
いかにたくさんの常連を獲得できるかは、カラオケバーの経営収入に大きく関わってきます。
一人ひとりのお客さんに家と同じくらい居心地が良いと思ってもらえるように、内装や接客を工夫しましょう。
加えて、特に開店した当初は新規顧客の獲得にも力を入れていくべきです。
ただカラオケバーを経営するだけではなく、ブログや広告、SNSなどを利用して販促活動も注力していきましょう。
最近では、メールアドレスを利用するメルマガの代わりに、手軽に運営できるLINE公式アカウントで情報発信するバーも増えています。
また、カラオケバーをオープンさせたら、googleマップに店舗情報を表示させることも忘れずに行ってくださいね。
人脈づくりに努める
カラオケバー経営に向いてる人は、コミュニケーション能力があり、周りとの繋がりを大切にできる人です。
お客さんにまた来たいと思ってもらえるように力を入れることはもちろん、潜在顧客である地域住民の方や、同業者とも密接に関係を持っておきましょう。
幅広い層に好印象を持ってもらえれば、「あそこのカラオケバーに行ってみようかな」とお客さんが来店するきっかけを作ることができます。
口コミで評判は広がっていくので、人脈づくりはぜひトライしてみてくださいね。
まとめ
今回は、2022年最新の情報をもとにカラオケバー経営のために準備するべきことや成功の秘訣を紹介しました。
カラオケバー経営は、コンセプトに沿って物件を選び、人脈を大切にしていけば成功への道が見えてくるはずです。
まずは、必要な資格や許可を取得し、資金を集めてから挑んでみてくださいね。