美味しいワイン選びの参考に!産地別ワインの当たり年チャートまとめ

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ワインの選び方は人それぞれです。

  • 食べる料理に合わせて選ぶ
  • ワインの品種、種類で選ぶ
  • ワインの産地で選ぶ
  • 味わいで選ぶ
  • 価格帯で選ぶ

この他に「当たり年」で選ぶという方法も有名ではないでしょうか。

この「当たり年」という言葉、どういう意味はご存知ですか?

きっと「美味しいワインが出来たから!」「沢山出来たから!」と思われる方は多くいらっしゃるでしょう。

この記事ではワインの「当たり年」とはどういった意味なのか、決定される方法、飲む時のポイントなどをご紹介いたします。

また産地別の「当たり年チャート」や基礎用語も併せてご紹介いたしますので、チェックしてご自分のワイン選びの参考にしてください。

目次

当たり年ってどういう意味?

ワインの「当たり年」とはどういう意味でしょうか?

ワインの原料であるブドウは天候の良し悪しにとても影響を受けます。

質の良いブドウを育てるためには、最適な気候条件が揃うかどうかに大きく関わっています。

ブドウの収穫年を「ヴィンテージ」と呼び、ワインのラベルになんで収穫年(ヴィンテージ)が書かれています。

当たり年のチャートを通称、「ヴィンテージチャート」と呼びます。

当たり年はどうやって決まるの?

では「当たり年」とはどうやって決まるのでしょうか?

結論から書きます。

当たり年とは、その年の天候の良し悪しで決定されるのです。

どういう事なの?と思われるでしょう。

ご説明いたします。

天気が良い年で良質なブドウが収穫できた!→当たり年

決して、この時に出来たワインが「とても美味しいから!」や「沢山ブドウが採れた!」という理由ではない事をご理解ください。

ヴィンテージ(収穫年)の表記が当たり年であれば、その年のワインの原料であるブドウの糖度は比較的、高くなり濃厚な味わいのワインになる可能性があります。

またワインの当たり年は、特定の国や地域ごと、各年のブドウの品質をチャート形式で評価しています。

そのため「今年はブドウの当たり年!」という言い回しではなく「今年のブルゴーニュ地方のワインは当たり年!」という形で見たり聞いたりする事が多いハズです。

ヴィンテージワイン以外は美味しくないわけではない!

では「当たり年じゃないと、美味しくないんじゃないか?」と考えるのが当然です。

ですが、それは違います。

確かに「当たり年(ヴィンテージ)」のワインの方が原料であるブドウの品質が良いため、美味しいワインになる確率は高いと言えるでしょう。

しかし、ワインはブドウだけがあれば出来るものでしょうか?

違いますよね。

生産者がいないとブドウからワインを作る事はできません。

逆の事を言うと「当たり年」であっても人が手間暇をかけなければ「それなりのワイン」が出来上がることでしょう。

ですから「当たり年」でない場合であっても人が工夫や努力して、美味しいワインを作ってそれが評価される事も過去に何度もあります。

このように「当たり年」ではない年、天候に恵まれなかった年であってもその年のワインが美味しくない!とは言えないのです。

ワインを飲む時のポイントは?

ここでは「当たり年」のワインを飲む時のポイントをご紹介いたします。

美味しく飲むための方法や、どういった点を気にしたり意識したりすればよいのかを書かせて頂きます。

ワインを嗜む素敵なひと時のために、ぜひチェックしておきましょう。

ワインの購入方法

今やヴィンテージワインだからといって、有名百貨店や酒店でしか買えない!という事は一切無いのは周知の事実。

ブルゴーニュ産のヴィンテージワインであっても、通販サイトで問題なく購入する事が可能です。

ですが、ワイン初心者であれば百貨店のワイン売り場やワインショップで、その道のプロにアドバイスを聞くのが一番良い方法でしょう。

ヴィンテージワインをネットショップで購入して、自分に合わない味だったら残念としかいいようがありません。

それよりも、自分の好みをプロに伝え、それに合ったヴィンテージワインを選定してもらう方がよりよいヴィンテージワインに巡り合えるでしょう。

ワインは静置すべし

ヴィンテージワインは当たり年のワインを数年、もしくは数十年経過したワインの事です。

買ってきてすぐに開栓する事はタブーとされています。

なぜでしょうか?

ヴィンテージワインはとても熟成が進んでいるワインです。

その為、買ってきてすぐに開栓してしまうとワインの中でオリが舞っており、味わいに雑味を感じやすくなります。

比較的新しいワインでオリがないものであっても、ワイン自体を動かされた直後にはストレスがかかっており、味が荒れやすいとされています。

最低でも、1週間程度はワインを立てたまま、動かさない状態で休ませましょう。

必要に応じてデキャンタやグラスを交換する

当たり年の古いヴィンテージワインを口に含み、ワインが固いと感じたらグラスを大きなものに変えてみるのが良いでしょう。

ワインが空気に触れている部分が広くなるだけでワインの口当たりが柔らかくなっていきます。

開栓した後、少量を口に含み味わいが若いと感じるようであれば、この場合も空気に触れさせる事で味が開くとされています。

より空気に触れさせるためにデキャンタをする事をおすすめします。

オフヴィンテージワインの飲み頃

当たり年であるヴィンテージワインとは逆の「オフヴィンテージワイン」の美味しく飲むためのポイントや意識する点をご紹介します。

まず、オフヴィンテージワインとはどういったワインでしょうか?

天候が悪く、ワインの原料であるブドウが不作となった当たり年ではない年のワインの事です。

そのブドウが当たり年ではなかった年の生産者は工夫をして、美味しいワインを作っていたり長く貯蔵する事で味わいに変化が生まれたり、ヴィンテージワインの味わいを超えてしまうものもある程です。

ヴィンテージワインより安価な場合が多い

オフヴィンテージワインはヴィンテージワインより安いのが一般的です。

理由は簡単です。

ヴィンテージワインの方がブドウ自体が当たり年で美味しく育っています。

当然美味しく、高値で取引されていくでしょう。

逆にオフヴィンテージワインはブドウが当たり年ではないため、生産者が工夫をしてワインを作っていない限りはヴィンテージワインに比べ味は落ちてしまいます。

そうなるとオフヴィンテージワインは人気が無いワインとなり価格も安くなってしまうのです。

産地別の当たり年チャートをご紹介!

ワインの知識がある程度、理解出来てきた所でいよいよ「産地ワインの当たり年チャート一覧(ヴィンテージチャート)」をご紹介いたします。

ここを見て頂ければ、どの当たり年のどの産地のワインが美味しいのか、自分が求めるワインはどれなのかが分かりやすくなっています。

自分や素敵な相手へのプレゼントに。

記念日のワイン選びの参考に。

当たり年チャート一覧(ヴィンテージチャート)の見方


5段階評価として

  • 5→最良なヴィンテージワイン
  • 3→優良なヴィンテージワイン
  • 1→厳しいヴィンテージワイン

とし、4と2に関しては上記数字の中間として使用。

ヴィンテージワインの未調査やデータが無い部分は、「空欄」とさせて頂きます。

フランス産ワイン

タイプ2019年18171615141312111009080706050403020100
ボルドー(サン・テステフ)5454434455333535335
ボルドー(ポイヤック)5454434455333535335
ボルドー(サン・ジュリアン)5454434455333535335
ボルドー(マルゴー)5454433355333534345
ボルドー(ペサック・レオニャン)5454434355333534335
ボルドー(サン・テミリオン)5455434355433534345
ボルドー(ポムロル)5455434455434533344
ボルドー(ソーテルヌ)4445443545444534353
ブルゴーニュ(ニュイ)4455444455434534533
タイプ1999年98979695949392919089888786858483828180
ボルドー(サン・テステフ)33344332254425423532
ボルドー(ポイヤック)33344332254425423532
ボルドー(サン・ジュリアン)33344332254425423532
ボルドー(マルゴー)33344332244324414432
ボルドー(ペサック・レオニャン)34334332244434423432
ボルドー(サン・テミリオン)35334332154424423532
ボルドー(ポムロル)35334332155434413532
ボルドー(ソーテルヌ)33433222254524314233
ブルゴーニュ(ニュイ)43344232353331322213
タイプ2019年18171615141312111009080706050403020100
ブルゴーニュ(ボーヌ)4445434444333533433
ブルゴーニュ4545544444444443433
ボジョレー44554434445333534324
シャンパーニュ455334534343534
アルザス44333343443433344
北ローヌ共通555344455344435333
南ローヌ共通455334454354544155
ロワール共通4444333344333433433
タイプ1999年98979695949392919089888786858483828180
ブルゴーニュ(ボーヌ)33332332433222322322
ブルゴーニュ33443242443333333332
ボジョレー33333323343333323231
シャンパーニュ435533325453335234
アルザス43444332454
北ローヌ共通43343124544333423323
南ローヌ共通53343322553112323232
ロワール共通33433332443333313332

ボジョレー、ブルゴーニュ、ボルドーなどはワインが好きではない人でも良く聞く名称でしょう。

このヴィンテージチャートを見ると2018、2017、2016年と直近の品質が高い事がわかります。

ポムロル地区にあるワイナリーシャトー・ペトリュスで造られる「ペトリュス」というワインがあります。

格付けはありませんが、高級ワインとして有名なワインです。

ポムロル地区の当たり年(ヴィンテージ)…2018、2017、1990年

日本で最も売れている白ワインとして有名なのが「シャブリ」です。

シャブリ」はブルゴーニュの最北端の産地で冷涼な気候のためブドウ自体も酸味を含む仕上がりで、それが持ち味ともされています。

「シャブリ」を含むブルゴーニュの当たり年…2016、2015、1990年

ブルゴーニュワインの中で、とても人気のあるヴィンテージワインとして、1940年代に製造された1947年のものが大変貴重とされています。

当チャートに未記載の当たり年…1959、1980年

ボルドーの当たり年…
2016、2015、1990年

今回のヴィンテージチャートには掲載されていませんが、1983年はボルドー全体で高水準の当たり年とされています。

シャンパーニュの当たり年1996、1985、1976、1952年

シャンパーニュの当たり年である1996年は、当記事のヴィンテージチャートを見る限りですが、唯一1996年にシャンパーニュだけ5の評価を得ています。

イタリア産ワイン

タイプ2019年18171615141312111009080706050403020100
ピエモンテ(バローロ・バルバレスコ)354454454454432544
トスカーナ(ボルゲリ)3355354444454433534
トスカーナ(キャンディ)3355354444453442434
トスカーナ(モンタルチーノ)55354454453532545
ヴェネト(アマローネ)3344343344444433433
タイプ1999年98979695949392919089888786858483828180
ピエモンテ(バローロ・バルバレスコ)44453232255434512533
トスカーナ(ボルゲリ)4454334235343
トスカーナ(キャンディ)4353334234343414
トスカーナ(モンタルチーノ)5453434235343444
ヴェネト(アマローネ)33

イタリアのトスカーナ地方のワイナリーで有名なものとして「ルーチェ」というものがあります。
1995年に誕生したまだ若いワイナリーですが、1997年に初めてヴィンテージワインをリリース。国内外から大きな称賛を浴びました。
ルーチェ」の当たり年…2008、2010年

イタリアワイン全体の当たり年…1996、1990、1989、1981年

他にヨーロッパ全体で素晴らしい年だったのが1970年で、当たり年となっています。

スペイン産ワイン

タイプ2019年18171615141312111009080706050403020100
リオハ4444444354333443343
リベラ・エル・ドゥエロ5454434454333453354
プリオラート4444444354343444354
タイプ1999年98979695949392919089888786858483828180
リオハ33334433234333322442
リベラ・エル・ドゥエロ33344433233332333333
プリオラート44

スペインは、イタリア、フランスに次ぐ世界で3番目のワイン生産国です。
21世紀に入って急速にワインの品質を向上させている事で評価をうけている。

このチャートを見るだけでも品質が圧倒的に良くなっているのが伺えます。

スペインの当たり年…2010、2004、2001年

アメリカ産ワイン

タイプ2019年18171615141312111009080706050403020100
カルフォルニア444444344343343333
カルフォルニア4444444344454444544
カルフォルニア共通444444344443343433
オレゴン4454435343534343433
ワシントン4443445344444444443
ニューヨーク共通4343434533
タイプ1999年98979695949392919089888786858483828180
カルフォルニア33334434443343333333
カルフォルニア43544344342324333333
カルフォルニア共通3333
オレゴン44332433333323314333
ワシントン343334343343423242
ニューヨーク共通

カリフォルニアと言えばカレラが有名でしょう。

カリフォルニアのロマネ・コンティ」と言われワイン好きから不動を人気を得ています。

他に「rindo」も人気で、ケンゾーエステートというワイナリーが製造しています。

このワイナリー、実は日本人がカリフォルニア州に誕生させたものになります。

当たり年である2012年のヴィンテージワインを「藍 ai 2012」「紫 mirasaki 2012」としてリリース。

多くのワイン愛好家から高い評価を受けています。

カルフォルニア全体の当たり年として2015年、2007年、2002が最高評価の当たり年となっています。

その他各国のワイン

タイプ2019年18171615141312111009080706050403020100
ドイツ4445334434344544452
ポルトガル544333534453444335
チリ4444443443444434343
アルゼンチン4443443443444433423
南アフリカ共通545444434334434344
オーストラリア44444444343333443443
ニュージーランド共通333443343343333333
日本共通23433445334243343543
タイプ1999年98979695949392919089888786858483828180
ドイツ34343343354433323231
ポルトガル4455434433
チリ423
アルゼンチン423
南アフリカ共通33221
オーストラリア3434343333333432333
ニュージーランド共通3433333333332333221
日本(山梨)共通42444425

当たり年の代表的な年を国ごとにご紹介いたします。

  • ドイツ…2005、2001、1990年
  • チリ…2015、2013、2007年
  • アルゼンチン…2017、2001、1990年
  • 南アフリカ…2017、2015、2005年
  • オーストラリア…2016、2015、1996年
  • ニュージーランド…2014、2013、2007年
  • 日本…2009、2004、2002年

ヴィンテージチャートには名前がありませんが、オーストリアも抑えておくべき生産国です。

オーストリアでは白ワインの生産が盛んで、ライトな辛口から、貴腐ワインまで幅広いワインと造りだしています。
オーストリアの当たり年は…2017、2015、1997年

2020年のワインはまだほとんどが未評価のためヴィンテージチャートには未掲載とさせて頂いております

ワインのワンポイント基礎用語

ここまでで、色々なワードが出てきました。

「ヴィンテージチャート」や「当たり年」「静置」など

他にも知っておくと、ワインに対する関心や人と会話する時のボキャブラリーとして活用できるので、是非抑えておきましょう。

ここでは新たに

  • シャトー
  • ドメーヌ
  • ネゴシアン

の3つをご紹介いたします。

シャトー

シャトー」とは、ボルドー地方にてブドウ畑を所有しており栽培から醸造、熟成そして瓶詰までのワインの製造を一通り行う生産者の事です。

ただし、ボルドー地方以外の人も「シャトー」を名乗る事が多くあります。

ドメーヌ

フランスワインが好きな人であれば、「ドメーヌ」という言葉を聞いた事がある方もいらっしゃるでしょう。

ブルゴーニュ地方の生産者の事を「ドメーヌ」という名称で呼びます。

ブルゴーニュ地方では、フランス革命後に国が畑を細分化し農家に分け与えたという歴史があります。

当たり年に、人気のある「ドメーヌ」が作ったワインは生産量の少なさから高値で引き取られる事も多くあります。

ネゴシアン

ネゴシアンとは、フランス語で卸売業という意味です。

ワインの流通に関わる業者のことを「ネゴシアン」と言います。

まとめ

いかがでしたか?

美味しいワインの見つけ方が分かったのではないでしょうか?

当たり年のワインの中でも、自分にはどのヴィンテージワインが合うのか、などワイン選びはとても奥深く面白いものです。

ヴィンテージチャートを見て、自分や大事な人の記念日のワインを買って楽しみ、飲むのも良いでしょう。

当たり年ではないワイン(オフヴィンテージワイン)の中で自分に合うワインを見つけて安く楽しむのも良いですね。

居酒屋バー開業準備

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