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ヴィンテージワインの意味とは?飲み方や当たり年について解説

「ワインは、寝かせれば、寝かせるほど美味しくなる」というイメージがありませんか?

ヴィンテージと聞くだけで、美味しいワインなんだろうな、と感じてしまいます。

実際に味を知らなくても、ラベルを見て、ヴィンテージワインを選ぶ方もいらっしゃいますよね。

しかし、どこか特別感や高級感があり、なかなか手を伸ばしづらいですよね。

グラスでさえ頼みづらいのに、ボトルで頼む勇気はなかなか出ないものです。

また、店に並ぶラベルを見ても、どれを選んで良いのかパッと見では判断出来ません。

実際は、どんな特徴があるのでしょうか。

  • ヴィンテージワインとは何だろう?
  • 実際、ヴィンテージワインは美味しいの?
  • 普通のワインと、ヴィンテージワインの味はどう違うの?

ワインは奥深く、自分で知識を付けようと思っても、なかなか難しいものです。

そこで、初心者向けにヴィンテージワインの特徴や意味など、基礎から解説していきます。

さらに、ヴィンテージならではの、おすすめの飲み方も紹介します。

これからお店で購入を考えている方は、ぜひ購入前に一読し、正しい知識をつけてくださいね。

ヴィンテージワインの本当の意味とは?

まずは、ヴィンテージワインの基本から学んでいきましょう。

ヴィンテージという言葉は、「古いもの、年代もの」のような意味で使われていますよね。

ヴィンテージショップや、ヴィンテージジーンズ等、街でもよく見かける言葉です。

ワインについても、同じです。

ヴィンテージワインと言えば、古い年代に造られたワインを想像しますよね。

しかし、頭に浮かぶヴィンテージの意味とは、異なる意味を持っているのです。

ヴィンテージの本当の意味とは

ビンテージと表記されることもありますが、正しい表記は、ヴィンテージです。

ヴィンテージは「古い」という意味で使われがちですが、ワイン用語のヴィンテージには、別の意味があります。

ヴィンテージの意味とは、「収穫された年。または、当たり年」です。

フランス語の、ミレジムもまた、収穫年を表します。

一般的に、ヴィンテージには、以下のような意味合いがあります。

  • 年代物
  • 古いもの
  • ブドウの収穫年

確かに、年代を指して「ヴィンテージ」と使われる場合も間違いではありません。

ヴィンテージジーンズの場合は、年代物という意味合いを持っていますよね。

しかし、ワインに対して使われる際は、良質なブドウの収穫年を指すことが正しい使い方です。

ヴィンテージワインとはどんなワイン?

ヴィンテージワインとは、「ある年に収穫されたブドウだけで造られたワイン」を意味します。

ワインは、赤や白の違いもありますが、ブドウの出来によって味が大きく左右されます。

ヴィンテージワインはブドウ次第といっても、大袈裟ではありません。

その年のブドウの出来や、熟成度合いがワインの味や価格の決め手になります。

それだけ収穫年は、ワインにとって大きな意味をなすもの。

ブドウの収穫年が、ある種のブランド価値を持たせるのです。

ブドウの収穫年によって、ヴィンテージワインの評価は異なります。

当たり年と言われる年であるほど、ワインの評価や価格を押し上げます。

例えば、下記のような年が、ヴィンテージワインの質が良い年とされています。

原産国当たり年
フランス1989年1990年2000年2005年2009年2010年
アメリカ2012年2013年2014年2015年2016年

この表を見ても、ヴィンテージが、単に古い物だけを意味する言葉ではないことを察していただけますよね。

2016年や2010年など、比較的新しい年でも、ヴィンテージと呼ばれます。

収穫された年を表す為、ここ数年前のヴィンテージワインも存在します。

比較的新しい年に製造されたワインでも、ヴィンテージワインと呼ばれるのは、ワインならではですよね。

2021年のヴィンテージワインが、当たり年と呼ばれるものか、今から楽しみです。

当たり年の中でも、特に「1976年/1985年/1998年/2000年/2009年/2010年」は、全国共通の当たり年と言われています。

美味しいヴィンテージワインを求めている時は、間違いのない当たり年を選ぶと良いでしょう。

もし、パートナーの誕生年が当たり年だったら、グラス片手にワインのエピソードを話してみて下さい。

「1989年はワインの当たり年だから、美味しいよ」と、ウンチクを語ることも出来ます。

きっと、お相手も喜んでくれますよ。

熟成させるほど美味しいとは限らない!当たり年をチャートで解説

「古さがワインの美味しさの秘訣」という認識は、間違えています。

確かに、熟成されたオールドヴィンテージワインには価値がありますが、古さが味の決め手ではありません。


共通認識として、15年以上経過したワインがオールドヴィンテージワインと呼ばれます。

2021年現在であれば、2006年以前のワインが、オールドヴィンテージワインとなります。


1960年代、1970年代のワインでさえ、未だに楽しむことが出来ます。

自分が生まれる遥か昔のヴィンテージワインに出会った時には、まるでタイムスリップしたかの様な感覚です。

年代を超えた出会いができるのも、オールドヴィンテージワインが関心を集める理由です。


その貴重さから、店頭の買取価格や販売価格も高騰しています。

しかし、年代の古さは、美味しさの判断基準にはなり得ません。

飲むタイミングや、ブドウの出来が、ヴィンテージワインの味を決めているのです。


オールドヴィンテージワインを飲むタイミング

オールドヴィンテージワインには、それぞれ飲み頃があるとされています。

その飲み頃に美味しさのピークを迎え、それ以降は風味や味わいが失われていきます。

ただし、それは保存方法が悪かった場合の話。

正しい保存方法で保管されたワインは、味の深みが増していきます。

若いワインには無い、特徴的な味わいがオールドヴィンテージワインにはあります。

オールドヴィンテージワインの当たり年

飲み頃の基準として、当たり年を見る場合があります。

どの年のヴィンテージワインが美味しいかは、個人の好みによっても変わってきます。

2000年以降の若いワインが好きな方もいれば、1960年以前のオールドヴィンテージワインを好む方もいます。

ただし、1960年代もののオールドワインは、非常に珍しいです。

同じ年に製造されたヴィンテージワインでも、年を重ねるにつれ、その味は変化していきます。

当たり年は、その年できた、ワインの味の特徴を知る為のヒントになります。

いつがピークかを判断する為の判断基準として、ヴィンテージワインの当たり年をヒントにしてみて下さい。


ヴィンテージワインの代表的な当たり年とは

ワインの産地として有名な地方の、当たり年を紹介していきます。

まずは、ワインの産地として最も有名な、フランスから紹介します。

この中でもボルドーは、世界有数のブドウの産地として有名です。

ヴィンテージワイン通の方にとっては一般常識ですが、5大シャトーとは、ボルドー地区の生産者の階級を表します。

ボルドー地区の中でも、優秀な上位5つの生産者を評して、5大シャトーと呼んでいます。

ブルゴーニュも、よく聞く産地です。

ボルドー赤(左岸)1959年/1982年/1986年/1988年/1989年/1990年/1995年/1996年/1998年/2000年/2003年/2005年/2006年/2009年/2010年/2014年/2015年/2016年/2017年
ボルドー赤(右岸)1959年/1982年/1983年/1986年/1988年/1989年/1990年/1995年/1998年/2000年/2001年/2005年/2008年/2009年/2010年/2012年/2014年/2015年/2016年/2017年
ブルゴーニュ赤1985年/1988年/1989年/1990年/1995年/1996年/1999年/2002年/2005年/2009年/2010年/2012年/2014年/2015年/2016年/2018年
ブルゴーニュ白1988年/1989年/1990年/1992年/1995年/1996年/2002年/2004年/2005年/2007年/2008年/2010年/2014年/2017年/2018年
シャンパーニュ1985年/1988年/1989年/1990年/1995年/1996年/1998年/2000年/2002年/2008年/2012年/2013年/2015年/2016年
ローヌ
北部
1985年/1988年/1989年/1990年/1991年/1995年/1996年/1997年/1998年/1999年/2000年/2001年/2003年/2005年/2006年/2007年/2009年/2010年/2011年/2012年/2015年/2016年/2017年
ローヌ
南部
1988年/1989年/1990年/1995年/1998年/2000年/2001年/2003年/2004/2005年/2006年/2007年/2009年/2010年/2012年/2015年/2016年/2017年
アルザス1983年/1988年/1989年/1990年/1994年/1996年/1998年/2000年/2001年/2007年/2008年/2010年/2016年/2017年
ロワール1989年/1990年/1996年/2000年/2002年/2005年/2008年/2010年/2014年/2016年/2017年

このように、同じフランス国内でも、地方によって当たり年が異なります。

同じボルドーやローヌ地方でも、地域が細分化されています。

1989年や2000年あたりは、ほとんどの地方で当たり年とされ、豊作な年だったようですね。

2018年も、良質なブドウが収穫されています。

もちろん、豊作な年もあれば、不作な年もあります。

1968年や1980年代初期から中期には、あまり当たり年と言える地方はありませんでした。

最近では、2019年以降は、収穫量は減少傾向にあります。

また、赤と白でも当たり年が違うことがわかります。

ブルゴーニュ地方の当たり年は、赤と白で分かれていますよね。

同じ年に生まれたワインでも、場所によって違った味が楽しめるのも、ワインの醍醐味ですね。

次に有名な、イタリアワインの当たり年を見てみましょう。

トスカーナ1985年/1990年/1997年/1988年/1999年/2001年/2003年/2004年/2006年/2007年/2008年/2010年/2016年
ピエモンテ1985年/1986年/1988年/1989年/1990年/1996年/1997年/1998年/1999年/2000年/2001年/2004年/2006年/2007年/2008年/2010年/2011年/2016年
トレンティーノ=アルト・アディジェ1999年/2000年/2004年/2006年/2007年/2008年/2009年/2010年/2011年/2012年/2013年/2015年/2016年
フリウリ=ヴェネツィアジュリア1999年/2000年/2004年/2006年/2007年/2008年/2009年/2010年/2012年/2015年/2016年
ヴェネト2001年/2004年/2005年/2006年/2007年/2008年/2009年/2010年/2012年/2013年/2015年/2016年
シチリア2004年/2005年/2006年/2007年/2011年/2012年/2014年/2015年/2016年

イタリアは、世界最大のワイン産地の一つです。

トスカーナやピエモンテは、イタリアの代表的な産地です。

シチリア産のワインも、お店でよく見かけますよね。

シチリアワインは、約6割ほど白ワインが占めています。

代表的な産地を紹介しましたが、オーストラリア南アフリカアメリカ産のワインも人気が高まっています。

特に、南アフリカは近年人気が高まっている国です。

他には、ドイツワインなども、有名ですよね。

南アフリカ2005年/2006年/2009年/2012年/2013年/2015年/2017年
ドイツ1988年/1989年/1990年/1993年/1994年/1996年/1998年/2001年/2002年/2004年/2005年/2007年/2008年/2009年/2011年/2012年/2015年/2016年/2017年
オーストラリア1986年/1994年/1996年/1998年/2001年/2002年/2003年/2004年/2005年/2010年/2012年/2013年/2015年/2016年
アメリカ
(カリフォルニア)
1990年/1992年/1993年/1997年/2001年/2002年/2004年/2007年/2009年/2010年/2012年/2013年/2014年/2015年/2016年
アメリカ(ワシントン)1986年/1989年/1992年/1994年/1998年/2001年/2003年/2004年/2005年/2006年/2007年/2008年/2009年/2010年/2012年/2013年/2014年/2015年/2016年/2017年
オレゴン1994年/1998年/1999年/2002年/2004年/2006年/2008年/2010年/2012年/2014年/2015年/2016年/2017年

ドイツや南アフリカにも、美味しいワインは沢山あるので、当たり年を参考にして下さいね。

また、他の国の当たり年も、参考までに載せておきます。

スペイン1994年/1995年/2001年/2004年/2005年/2009年/2010年/2011年/2012年/2016年
オーストリア1986年/1995年/1997年/2006年/2007年/2011年/2012年/2013年/2015年/2016年/2017年
アルゼンチン2005年/2006年/2010年/2011年/2013年/2017年
チリ2005年/2007年/2011年/2013年/2015年
ニュージーランド2007年/2010年/2013年/2014年
日本1999年/2001年/2002年/2004年/2005年/2007年/2009年/2010年/2011年/2012年/2013年

2018年以降の、詳しいデータが入手出来なかったのが少し残念です。

新たなデータ公開を楽しみにしましょう。

オールドヴィンテージワインの価格が高いのはなぜ?

オールドヴィンテージワインの相場は、通常15,000円以上が安心して楽しめる価格帯です。

フレッシュワインなら、1000円や2000円で買えるものだってありますよね。

amazonなどのネットショップで、安いワインを買うことも出来ます。

では、なぜ年を経たヴィンテージワインが、それほど価値が高いのでしょうか。

そのわけを解説します。

オールドヴィンテージワインが高い理由

新しい年代のワインに比べて、オールドヴィンテージワインが高いのは、希少だからです。

市場への流通量が少ない為、それに応じて価格が上がっています。

過去に遡って再生産することが出来ない為、一本一本が大変貴重な存在です。

「自分の生まれ年に戻りたい!」と思っても戻れないように、ヴィンテージワインも現存するものが全てです。

「あの年のワインはできがよかったから、数を増やそう」と思っても、不可能ですよね。

タイムマシンが無い限り、オールドヴィンテージワインを増やすことは出来ません。

限られた品だからこそ、オールドヴィンテージワインには相応の価値がついています。

ヴィンテージワインの品質の判断基準

また、ヴィンテージワインの特性上、繊細な飲み物なので、保存には手間がかかります。

手間隙かけて最高の状態を保っている為、どうしても価格は上がってしまいます。

高ければ味が良い、というわけではありません。

しかし、数が限られているオールドヴィンテージワインであれば、ある程度の価格の方が安心して購入出来ます。

「オールドヴィンテージ」と名を打っていても、価格が安ければ、品質を疑いましょう。

中には、製造年を偽って販売している悪徳業者も存在します。

amazonなどのネット通販は、確かに便利です。

しかし、中には偽物を掴ませようする、金儲けを目的とした業者もいることを忘れてはいけません。

本物と出会う為には、新宿伊勢丹のワインセラーや、ソムリエの居るお店で楽しむことをおすすめします。

オールドヴィンテージワインのおすすめの飲み方とは

わざわざ買ったオールドヴィンテージワインでも、扱い方には注意が必要です。

雑に扱ってしまうと、本体の味わいが損なわれてしまいます。

若いワインよりも、より丁寧に扱う必要があります。

また、飲み方でさえ、味を変化させる要因です。

グラスで頼むのと、開けたてのボトルを飲むのとでは、味わいが変わってきます。

オールドヴィンテージワインの味を最大限に楽しむ為に、正しい飲み方を学びましょう。

時間を掛けて澱を沈める

長期保存していたワインには、熟成する過程で、澱(おり)が出てしまっています。

澱とは、ワインの成分が固まって出来たものです。

これは健康上の問題が出るような物質ではありませんが、グラスに注いだ際に、ザラザラとした口当たりになってしまいます。

それを防ぐ為に、ワインボトルを縦にして澱を沈め、休ませます。

休ませる期間は、1週間が理想ですが、当日に開けたい場合は最低でも1時間は必要です。

また、年代もののワインを休ませる理由は、澱を沈殿させる他にもう1つあります。

それは、ワインにかかった負荷を軽減する為です。

長い年月を経たワインは特に、繊細で、ストレスがかかり易くなっています。

移動時には特に注意が必要で、揺らしすぎると雑味が出る原因になります。

自宅に持ち帰る際も、店に持ち込む際でも、必ずストレスがかかってしまうのです。

それだけ繊細な飲み物なので、ストレスが味に影響を及ぼします。

ワインのストレスを取り除く時間は、十分に取っておきましょう。

手間を掛けた分だけ、状態の良いヴィンテージワインが出来上がります。

ラベル表面のカビを取り除く

ラベルを剥がす際に、カビが発生していることがあります。

このラベルのカビは、ヴィンテージワインを保存している場所の湿度によって発生します。

これは、ワインが高湿度の環境で保存されからです。

また、長期保存に伴う劣化で、中身が漏れてカビが発生する場合があります。

ほとんどの場合は、中身は問題なく楽しめるので、表面のカビは丁寧に取り払いましょう。

グラスに入らないように、注意して下さいね。

コルクを抜く際のポイントとは

ヴィンテージであればあるほど、コルクは古く、脆くなっています。

コルクが割れてしまうと、ワインボトルの中に落ちてしまうこともあるので、慎重に開けましょう。

以下の点に注意して、コルクを開けてください。

  • 道具を用意する
  • コルクにカビが付いていないか確認する
  • ソムリエナイフは真っ直ぐ刺す

道具を用意する

まずは、スクリュー部分が太く十分な長さがあるソムリエナイフを用意しましょう。

家庭にあるワインオープナーは、短く、針のようなスクリューが細いものが一般的ですよね。

スクリュー部分が細いワインオープナーで開けると、コルクが割れやすく、失敗する確率が高くなってしまいます。

友人の誕生日会の時に、ワインのコルクを割って、気まずい思いをした経験はありませんか?

私は、これを知った時、「失敗したのは自分が下手だから」という思いから開放された記憶があります。

みなさんも、大切な瞬間に大失敗しないよう、正しい道具を使って下さいね。

コルクにカビが付いていないか確認する

オールドヴィンテージワインは、保存方法の特性上、コルクにカビが発生しやすくなっています。

湿度が高い環境で長期間保存されている為、適切に管理された証でもあります。

周りについている汚れを、ワインの中やグラスに入れないよう、しっかり拭いておきましょう。

ソムリエナイフは真っ直ぐ刺す

ソムリエナイフを刺す際は、「上から押さずに、真っ直ぐ」刺すのがコツです。

先端が入っていく方向に向かって、力を入れるイメージです。

上から無理やり力を入れてしまうと、コルクがヴィンテージワインの瓶の中に落ちたり、中で折れたりするので注意してください。

ここは、カッコよくワインを開ける、1番の見せ場です。

慌ててオープナーを刺して、コルクを瓶の中に閉じ込めないように、落ち着いてやりましょう。

周りから注目される瞬間ですが、「自分のペースでゆっくり開けること」がカッコよく開けるコツですよ。

デキャンタの特徴と意味について

大人数でワインを飲む際は、ボトルから別の容器に移してから、グラスに注ぎますよね。

飲み屋で出される、あのガラスの容器です。

ワインが入れられるあのガラスの容器、名前を答えられますか?


おそらく、大半の方がデキャンタと答えるでしょう。

しかし、いつもレストランで出されるガラス容器は、デキャンタでは無い可能性が高いです。

では、デキャンタとは何なのか。

グラスに直接注ぐのとでは、何か違いがあるのか。

答え合わせをしていきましょう。

デキャンタとは何か

デキャンタは、ただ単にワインをグラスに注ぎやすくすることを目的とはしていません。

デキャンタと聞いて、飲み会や宴会で、大人数向けに大きな容器で提供されるものをイメージされるのではないでしょうか。

それは、誤った認識です。

本来、デキャンタとは、グラスに注ぐ前にワインを休ませる為に使われるものです。

上記でも説明した、澱などの沈殿物をワインと分離させることが本来の目的です。

さらに、酸化を防ぐ為に栓がついているので、居酒屋で提供される容器とは使用目的が異なります。

デキャンタとカラフェの違い

居酒屋での大人数の飲み会で使われる容器は、デキャンタではなく、カラフェです。

口が大きく開いていて、グラスへの注ぎ易さを重視した作りになっています。

イタリアンレストランでは、グラスではなく、カラフェで水を提供したりしますよね。

しかし、「カラフェでワインを飲んだことあるぞ」という経験もありませんか?

確かに、カラフェでワインが提供されることもありますよね。

私も何度も、店でカラフェで提供されたワインを飲んだ経験があります。

矛盾しているようですが、どちらもワインの提供に使われるものです。

ですが、その目的が異なります。

デキャンタワインの沈殿物を分離させる
カラフェワインを空気に触れさせる

既に解説したように、デキャンタは、ワインを休ませる為に使われます。

一方で、筒状のカラフェは、ワインを空気に触れさせることを目的としています。

若いフレッシュワインを空気と混ぜることで、味を変化させる為の提供方法です。

赤や白の、ハウスワインはカラフェで提供されることが多いです。

まとめ

ヴィンテージワインは、知識がないと手が出しにくものですよね。

しかし、その特徴を一度知ってしまうと、その魅力に引き込まれます。

  • ヴィンテージワインの意味を知ること
  • ヴィンテージワインの飲み方を知ること
  • ヴィンテージワインの正しい飲み方を知ること

初心者の方は、ヴィンテージワインの正体を知ることから始めましょう。

ヴィンテージワインを深く知ろうとすれば、様々な種類のワインの知識が必要です。

今回挙げた、当たり年のチャートや飲み方も参考にして下さいね。

最初からヴィンテージワインを完全に理解しようとするのではなく、味を楽しむことを大切にして下さい。

楽しみながら、徐々にヴィンテージワインの特徴を捉えていくのが、正しい楽しみ方ですよ。

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