二日酔い!?お酒のアルコールの抜き方のコツ!

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「どうして二日酔いになるの?」
「二日酔いを治す方法は?」

こんな疑問をお持ちではありませんか?
仲間と楽しく会話していると、ついついお酒も進んでしまうものです。
そして、飲み過ぎてしまった翌日には、決まって二日酔いになってしまう……そんな人も多いのではないでしょうか。
つらい二日酔い、1秒でも早くどうにかしたいですよね。

そこで、この記事ではこのようなことを紹介しています。

  • 二日酔いの原因とメカニズム
  • アルコールが体から抜けるまでの時間
  • 二日酔いに効く飲みもの、食べもの
  • 二日酔いの時にやってはいけないNG行動

当記事で正しい対処法を身につけ、つらい二日酔いから抜け出しましょう!

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目次

年齢とともにお酒が残りやすくなるのはなぜ?
年齢を重ねるたびに

「なんだか酔いやすくなった」
「二日酔いになりやすくなった」

という人は多いようです。

その原因はさまざまですが、主に次のようなことが挙げられます。

  • 内臓脂肪が増えたことによる内臓機能の低下
  • 加齢による肝機能の低下

肝臓は、傷ついても修復しやすい臓器といわれていますが、老化に逆らうことはできません。

特に、40代から内臓機能が低下しはじめ、50代になるとさらに低下率が加速していきます。

二日酔いの原因

まずは、二日酔い改善のために、どうして二日酔いは起きるのか?そのメカニズムについて説明していきます。

二日酔いになりやすい人

飲み過ぎれば誰しも二日酔いになりますが、その中でも二日酔いになりやすい人、二日酔いになりにくい人がいます。

それが、次のような人たちです。

  • お酒が弱い人
  • 普段あまりお酒を飲まない人

つまり、お酒に耐性のない人が二日酔いになりやすい、ということですね。

二日酔いの仕組み

それでは、二日酔いはどうして起きるのか、説明していきましょう。

結論からいうと、アセトアルデヒドが体に残ってしまうからなのですが、「アセトアルデヒドってなに?」という話を次からしていきますね。

「アセトアルデヒド」とは、体内でアルコールが分解されてできた物質のことです。

基本的には、アセトアルデヒドに分解されたあと、無害な酢酸となり、尿などによって体外へ排出されます。

アセトアルデヒドは毒性を持っており、頭痛や吐き気などを引き起こす原因とされています。

つまり、二日酔いはアセトアルデヒドが体外へ排出されなかったことによって、引き起こされているのです。

二日酔いにならないためには?

お酒を飲まれる方の中には

  • お酒が弱くても飲むのが好きな人
  • 普段は飲まないからこそ飲める時に飲んでおきたい人

さまざまかと思います。
しかし、翌日の二日酔いが怖くて、お酒が楽しめないのはいやですよね。
そこでこの章では、そもそも二日酔いにならないためにはどうすればいいのか、ご紹介します。

飲酒前には必ずおつまみを食べる

空きっ腹にお酒は良くないというのはよく聞く話だと思います。

その理由は、胃に悪いからということもありますが、飲み過ぎを防ぐというのも理由のひとつです。

空っぽの胃にお酒を入れるとアルコールの吸収がよく、酔いが回りやすくなってしまいます。

そうならないためにも、飲酒前には必ずおつまみを食べておきましょう。

二日酔い予防に効果的なおつまみについては次で解説します。

二日酔いに効果的なおつまみを選ぶ

次に、二日酔いを軽減するために効果的なおつまみをいくつかご紹介します。

良いおつまみというのは、具体的に以下のようなものです。

  • 脂肪分の多いもの
  • 高たんぱくのもの

脂肪分の多いおつまみは、胃の中にとどまる時間が長く、小腸にいくアルコールの流れをゆっくりにしてくれます。

また、たんぱく質は脂肪と同様の作用に加えて、アルコールの分解促進にも役立つのでよりおすすめなおつまみといえます。

それをふまえて、おすすめなおつまみ一覧を下記にまとめました。参考までにご覧ください。

チーズ
ポテトサラダ
揚げ出し豆腐
冷奴
焼き鳥(油の少ない部位)
刺身
タコ
イカ
貝類

特に、タコ、イカ、貝類は、肝機能を良くするタウリンも含まれているので、二日酔い予防に最適です。

寝る前に水分補給!

お酒を飲んだら眠くなってそのまま寝てしまった、ということはありませんか?

アルコールを摂取すると、利尿作用があるため脱水症状が起こりやすくなります。

それなのに、水分も取らずに寝てしまったらどうなるかは容易に想像できるかと思います。

飲酒後は、お酒と同じ量、またはそれ以上のお水を飲むことを心がけましょう。

脱水症状を抑えられ、翌日の目覚めもだいぶ違いますよ。

飲酒中も、こまめな水分補給を忘れず行いましょう。

お酒ごとのアルコール処理時間の違い

アルコールが完全に抜けるまでの時間には個人差があります。

例えば、同じ量・同じお酒を飲んでも
性別
体重
などでアルコールの抜ける時間は変わってくるのです。

一般的には体重60~70kgの人で、1時間あたり約5gの純アルコールが処理できると言われています。

と、数字だけ言われてもあまりピンとこないと思いますので、以下に表を用意しました。

お酒の種類ごとの「アルコール度数」「純アルコール量」「処理時間」をまとめたものです。

しかし、先ほどもいったように、処理時間には個人差がありますので、あくまで「大体の目安」としてお使いください。

お酒の種類 アルコール度数 純アルコール量 処理時間
ビール(350ml) 5% 14g 2.8時間
ビール(500ml) 5% 20g 2.8時間
日本酒(1合) 15% 22g 4.4時間
焼酎(1合) 35% 50g 10時間
ウイスキー(ダブル) 43% 20g 4時間

お酒のアルコールを早く抜く方法

これまで、二日酔いのメカニズムや二日酔いの予防について解説してきました。

では、二日酔いになってしまったら一体どうすれば良いのでしょうか?

この章ではいよいよ、具体的な改善方法について紹介していきます。

  • 不足した栄養素を摂取する
  • 水分補給する
  • 食事に気をつける
  • 安静に過ごす

それでは、順番に見ていきましょう。

不足した栄養素を摂取する

二日酔いの主な症状は頭痛と吐き気です。

アセトアルデヒドを分解するエネルギーが足りていない時に、そういった症状が出てしまいます。

つまり、二日酔いで不足したエネルギーを取り戻すためには、必要な栄養素を積極的に摂取する必要があるのです。

ビタミンB1

1つ目は、ビタミンB1です。

ビタミンB1は、糖類の代謝を促してエネルギーを作る働きがあり、疲労回復に効果があります。

不足するとだるさを感じるので、二日酔いの時以外でも摂取したい栄養素です。

糖類

二日酔いの要因の1つに低血糖があります。つまり、アルコールを分解するためには糖が必要なのです。

糖類の具体的な食べものについては、後ほど紹介しますね。

カフェイン

アセトアルデヒドには血管を拡張させる作用があり、そのせいで頭痛が起こります。

そこで、カフェインを取り入れることによって血管の拡張を抑え、頭痛を和らげてくれます。

水分補給する

アルコールは脱水作用があるので水分補給が欠かせません。

また、アセトアルデヒドを尿として体の外へ排出するためにも、こまめに水を飲むようにましょう。

ただし、冷たい水を飲んでしまうと下痢になる可能性がありますので、なるべく常温で飲むようにしてください。

以下より二日酔いにおすすめの飲みものをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

野菜ジュース、果汁100%ジュース(果物でも可)

アルコール分解で失われたビタミンやミネラルが補給できるのでおすすめです。さらに、糖が一緒に摂れるので一石二鳥!

トマトジュース(トマトでも可)

こちらもミネラルが豊富で、さらにビタミンCが含まれており、二日酔いの症状である肌荒れの改善にも役立ちます。

スポーツドリンク、経口補水液

水分補給と言えば、スポーツドリンク!体に吸収されやすい性質があるので、効率よく水分を取り入れることができます。

二日酔いの時は低血糖を引き起こしている場合もあるので、適度な糖分を補給できますよ。

カルピスジュース(乳酸菌飲料)

糖質を補給したい時にはカルピスウォーターがおすすめです。

原液を水で割らなくても、今はペットボトルのものが出ているので、コンビニなどで簡単に入手できます。

コーヒー

特に、二日酔いで頭痛がある時におすすめです。一番は飲酒中に摂取するのが良いとされています。

ただし、ブラックだと胃腸に良くないので、牛乳や豆乳が入ったものがベスト。

食事に気をつける

飲みものの次は食べものです!できるだけ二日酔いに効果的なものを取り入れましょう。

しじみのみそ汁

聞いたことがある人も多いと思いますが、二日酔いにはしじみのみそ汁がおすすめです。

しじみにはタウリンというアミノ酸が含まれており、肝臓の働きを活発にしてくれる働きがあります。

その他にもしじみにはこんな効果があるんです!

オルニチン→肝臓の働きを改善
グルタミン→アセトアルデヒドの分解を促進
アラニン→血中アセトアルデヒド濃度を下げる

また、みそからは不足している塩分も摂取できるので、二日酔いになったらとりあえずしじみのみそ汁を飲んでおけば間違いありません。

ご飯、麺類

糖類の摂取には、ご飯や麺類がおすすめです。糖をとることで二日酔いによる低血糖を改善できます。

ただし、二日酔いの症状が強い場合は、無理せず食べられるようになってからにしてください。

大豆(豆腐、納豆、豆乳)

大豆性タンパク質が肝臓の働きを改善してくれます。また、アセトアルデヒドの分解促進にも効果的です。

安静に過ごす

結局、何もせず安静に過ごすのがベストなのかもしれません。

肝臓がアセトアルデヒドを分解してくれなければ、二日酔いは良くなりません。

二日酔いになると、ふらつきやめまいで転倒の危険性も高まります。

肝臓を休ませる意味でも、むやみに動き回らず安静にするのが良いでしょう。

その際も、水分補給はこまめに行ってください。

お酒の抜き方NG事例

二日酔いの緩和方法については分かってきたと思いますが、続いて、お酒を抜くためにやってはいけないNG行動を紹介します。

飲酒後のサウナや運動は危険

アルコールは脱水作用があるという話をしましたが、さらにその作用を促進させる、サウナや運動をするのは危険です。

また、アセトアルデヒドは汗と一緒に排出されにくい物質であるため、汗をかくこと自体、二日酔いの改善にはまったく意味がないのです。

さらに、急激な血圧の上昇は脳卒中や心臓発作の危険が高まり、最悪死につながることもあります。

酔ったまま入浴し、バスルームの床で転倒、居眠りして溺れてしまうことだってありえます。

入浴するにしてもぬるめのお湯で浸かり、酔いすぎている時の入浴は避けましょう。

そして、一番忘れてはいけないのが水分補給です。

吐いたらアルコールが抜けるはウソ!?

ある程度時間が経ってしまうと、アルコールは体に吸収されてしまいます。そのため、吐くだけでは二日酔いは解消されません。

それどころか、無理やり吐くことは体への負担が大きく、胃酸によって喉や食道を傷つけてしまいます。

吐いたら楽になる、とよく言われますが、自ら吐こうとするのは危険ですので絶対にやめましょう。
 

二日酔いにはとにかく水分補給を!

  • 二日酔いの原因は体に残った毒素「アセトアルデヒド」のせい
  • 二日酔いの症状を抑えるためには水分をたくさんとることが大切
  • 二日酔いが酷い時こそ安静にし、激しい運動や無理やり吐くのは危険なのでしない

年齢とともに肝機能が低下することで、二日酔いになりやすくなることはお分かりいただけたかと思います。
しかし、なんといってもお酒を飲み過ぎないことが一番の予防です。

飲み過ぎを防ぐには

  • おなかにたまりやすい脂肪分の多いおつまみを食べる
  • 酔いが回ってきたと思ったら自分でセーブする

など、自分なりに工夫してみましょう。

自分の適量を知ることも大事なポイントです。
酔いが回ってくるとついつい飲んでしまいますが、翌日の二日酔いのつらさを考えれば、やはり飲み過ぎるべきではありません。
自分の体を大切にしつつ、楽しくお酒を飲みましょう!

居酒屋バー開業準備

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