スナックや居酒屋でボトルキープする場合の相場/ボトルキープはお得?

ボトルキープ相場

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飲食店でボトルキープしたいという人もいるでしょう。
お得なイメージがありますが、相場がどのくらいか気になりますよね。
またボトルをキープするメリットだけでなく、デメリットも理解しておく必要があります。
そこで今回はボトルキープの相場やメリット・デメリットを紹介します。

目次

ボトルキープとは?

まずはボトルキープの特徴やお酒の種類を紹介します。

ボトルキープについて

ボトルキープとは、居酒屋やバー、スナックなどで採用されているシステムです。
お酒をボトルで注文し、飲み切れなくてもお店側が保存。
購入したボトルには名前やタグがつけられ、いつでも来店して飲むことができます。

ボトルを購入しているため、次回の来店からはお酒代を払う必要はありません。
おつまみ代だけで済ませることができ、リーズナブルに飲食できるのがメリットです。

ボトルキープができるお酒の種類

全てのお酒をボトルキープできるわけではありません。
ボトルキープできるお酒は「ウイスキー」「ブランデー」「焼酎」の3つが多いです。
これらのお酒は度数が高く、開栓してからの保存期限が長いため、ボトルキープに適しています。

ボトルキープができないお酒もある

アルコール度数が低く、その日のうちに飲み切れるお酒はボトルキープできません。

例えば、ワインを開栓すると美味しく飲めるのは3〜4日目まで。次の来店までに品質が劣化するため、ボトルキープは難しいでしょう。

また炭酸が入ったお酒もボトルキープが難しいです。
すぐに炭酸が抜けてしまうので、その日のうちに飲み切る必要があります。

どうしても飲み切れない場合は、他のお客さんとシェアしてください。

ボトルキープの相場

ボトルキープの相場は、4,000円〜6,000円ほどです。
業態にもよりますが、1杯注文するよりも割安に設定されています。
居酒屋であれば2,000円〜ボトルキープできる店もあり、リーズナブルに飲食ができます。

ボトルをキープするメリット

ボトルキープのメリットを紹介します。

常連客顔ができる

お店に自分のボトルがあると常連客顔ができます。
行きつけの店感を出せ、友人や同僚に自慢できるのがメリットです。
お店にも行きやすくなり、優越感に浸ることができるでしょう。

常連客として特別扱いを受ける

ボトルキープがあると、常連客として特別扱いを受ける場合があります。
おつまみを無料で提供してくれたり、予約を優先してもらえたりと、常連客らしい待遇を期待できます。

一杯ずつ飲むよりコスパが良いことがある

ボトルキープすると、1杯ずつ飲むよりコスパが良い場合があります。
例えば、1本500mlのボトルで1杯50mlとします。1杯500円とすると10杯で5,000円になります。
これを1本4,000円でボトルキープできるなら、1,000円お得に飲める計算です。

そのため、ボトルキープする際はどのくらいお得になるのか計算しておきましょう。
ただしお店によっては、女の子がボトルを飲む際に、料金がかかることもあるので注意してください。

好みの濃さに調整できる

お酒を単品注文すると、薄すぎたり濃すぎたりすることがあります。
しかしボトルキープなら、自分の好みの濃さに調整できます。
自分でお酒を作れるため、「酔いたいから濃くしよう」「お酒が弱いから薄めに作ろう」など自由自在です。
また自分のペースでお酒を作れるので、その都度注文しなくていいのもメリットといえるでしょう。
スナックなどでは女の子がお酒を作ってくれることが多いので、好みの濃さなどを伝えましょう!

ボトルをキープするデメリットは?

続いてボトルキープのデメリットを解説します。

ボトルを飲み切るまで通わなければ損をする

ボトルを飲み切るまで通わないと損をします。
1杯ずつ注文するよりもお得ですが、飲み切れなければ意味がありません。
一般的にボトルの保存期限は3ヶ月〜6ヶ月なので、期間内に来店してボトルを空ける必要があります。

ちなみに、期限が過ぎたボトルはお店で処分されることが多いようです。
またボトルキープの期限が過ぎそうだからと、持ち帰りを希望するお客様もいます。
しかしボトルキープの持ち帰りはできません。

ボトルキープを持ち帰ると、飲食店がお酒を販売したことになります。
お酒の「提供」と「販売」は、免許が違うため法律違反になる可能性があります。

ボトルを飲み切る自信がない人や、期間が空きそうな人は、単品注文の方がお得かもしれませんね。

気分によって飲みたいお酒が変わることもある

その日の気分で、飲みたいお酒が変わることってありますよね。

仕事終わりにお店に行って「とりあえずビール飲みたい」と思っても、ボトルキープが頭をよぎってビールを諦める人もいるでしょう。

また焼酎をボトルキープした後に日本酒にハマり、お店に行けなくなる場合もあります。

気分で飲みたいお酒が変わる人は、ボトルキープを考え直した方がいいかもしれません。

初めてのお店でのキープはおすすめしない?

初めて来店するお店でのボトルキープは注意が必要です。

本当におすすめできるのか?初めてのお店でボトルキープする時のポイントをまとめました。

店の雰囲気が合えばOK!

お店の雰囲気が自分に合っていればボトルキープにしても問題ありません。

「また来店したい」
「居心地がいい」
「スタッフと仲良くなった」

など次の来店の予定が立ちそうな場合は、ボトルを注文するのもありです。

様子見の場合は飲み放題にするのが安心

自分に合った店かわからない場合は、飲み放題にしておきましょう。

いきなりボトルキープして、今後通わなくなったら損ですからね。

まずは様子見のために飲み放題にしておいて、数回通ってからお店を見極めてみてください。

スナックでよくあるセット料金って?相場は?

スナックに行くと、セット料金やチャージ料金が発生します。

そこでセット料金やチャージ料金の仕組みを解説します。

セット料金

スナックのセット料金制とは、席代、お酒、氷、水、軽食などが含まれている料金システムです。

飲み放題が一般的で、お店の指定したお酒のメニューから飲み物を選べます。セット料金に含まれているお酒だけ注文すれば、それ以外にお酒はかかりません。

相場は2,000〜5,000円で、料金を気にせずスナックを楽しみたい人におすすめです。

ただしスナックでは女の子のお酒代がかかります。女の子にお酒を奢るのはマナーなので「セット料金+女の子のお酒代」がかかると覚えておきましょう。

チャージ料金

チャージ料金とは、スナックで着席する時に発生する料金です。テーブルチャージや席料ともいい、お店によっては「お通し」が提供されます。

チャージ料金の相場は1,000円~2,000円。お店によって料金に幅があるため、安く飲みたい人は事前に席料を確認しておくと安心です。

スナック1回の予算?

スナック1回の予算は10,000〜20,000円を想定しておくといいでしょう。

セット料金は飲み放題なので、別途で女の子のドリンク代がかかると思っておけば問題ないでしょう。

ボトルを入れた人は最初の料金が高くなりますが、次回からはお得に飲めます。

スナックに行く際は、財布に20,000円入れておけば安心して飲めるでしょう。

ボトルキープでよくある質問

ボトルキープでよくある質問に回答していきます。

ボトルキープで有名なお酒や銘柄はありますか?

ボトルキープで定番のお酒は以下の通りです。

ウイスキー:角、ジャックダニエル、山崎12年、白州
焼酎:二階堂、黒霧島、赤霧島、いいちこ、佐藤
ブランデー:ヘネシー、ニッカVSO、サントリーXO

ソフトドリンクはボトルキープできますか?

ソフトドリンクはボトルキープできません。開栓してから日持ちしないため、ボトルキープできるお店はないです。

ボトルキープの頼み方を知りたいです。

まずはお店のスタッフにボトルキープしたい旨を伝えましょう。

するとボトルキープできるお酒を教えてくれます。値段が気になる場合は、雑談の中で「ボトルキープってお得に利用できますか?」「ボトルキープの値段はいくらですか?」と聞いておくのも手です。

お店にもよりますが、1本数万円というお酒もありますので、値段のチェックは忘れないでくださいね。

コロナの影響はありますか?

新型コロナウイルスの影響で、時短営業や酒類提供禁止、閉業など、大打撃を受けている飲食店も増えてきました。

そんな中、ボトルキープのある飲食店は厳しい決断を強いられています。

時短営業や酒類の提供が禁止になると、常連客がボトルキープしたままになりお酒が劣化していきます。最悪の場合は、お店が閉業しボトルキープが消滅したケースも。

2021年現在も厳しい状況が続いているため、今の時期はボトルキープするかよく考えた方がいいでしょう。

お店側のメリットはありますか?

ボトルキープはお店側にも大きな恩恵をもたらします。

・常連客の獲得
・利益を確保できる
・お店の宣伝になる

これらのメリットがあります。

ボトルキープすると、お客様が常連客に変わります。するとお店の来店頻度が増え、利益を獲得しやすくなるという戦略です。

お店に来店するとお酒以外にも注文が入るので、安定した売上を確保できます。

またボトルキープは、他のお客様とシェアできるのがメリットです。
友人や知人と一緒に飲めるため、周りへの宣伝効果も期待できます。

居酒屋バー開業準備

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