本記事にはプロモーションが含まれている場合があります
秋田の繁華街「川反」で飲むのにおすすめのお店・絶品グルメまとめ
東北三大まつりの一つ「秋田竿燈まつり」で知られ、「夕日の美しい日本海」をのぞむ自然豊かな公園都市としても人気の秋田。そんな秋田には、地元のグルメやお酒を楽しめるお店がたくさんあります。
ここでは、秋田の繁華街や飲むのにおすすめのエリア、そして絶品グルメを詳しくご紹介します。秋田を訪れる予定のある方や秋田旅行を計画中の方は、ぜひチェックしてみてください。
秋田の繁華街はどこ?
秋田の繁華街といえば「川反(かわばた)エリア」が挙げられます。東北地方で有数の繁華街として知られ、秋田のグルメやお酒を堪能できるエリアとして人気を集めています。
和洋中の料理店や、鮮度抜群の海産物を使ったすし店、料亭や居酒屋などさまざまな店が軒を連ねる川反エリア。秋田を訪れる人にとって外せない、一押しのエリアとなっています。
秋田の繁華街 川反エリア
川反エリアは、市内を流れる旭川沿いに発展した繁華街です。藩制時代には「川端」と呼ばれていましたが、川向こうに移り住んだ武士たちが「武士から見て川の反対側に位置する」という意味から「川反」と呼ぶようになったことが、名前の由来とされています。
エリア内には、秋田の郷土料理を供する居酒屋からおしゃれなバルまでさまざまな店がひしめき、秋田の銘酒とともに多彩なグルメを楽しむことができます。
また、ノスタルジックな建物が多く残る街並みは、そぞろ歩きにもぴったり。飲み歩きや食べ歩きだけでなく、旅情あふれる風景を楽しむのにもおすすめのスポットです。
秋田駅から徒歩で10分ほどの場所にあり、気軽に訪れることができるのも嬉しいポイントと言えるでしょう。
川反エリアでの飲みにおすすめのお店を紹介
秋田のグルメを思う存分楽しめる「川反エリア」。そんな川反エリアで飲みにおすすめのお店をご紹介します。
さけ富
地元の食材をふんだんに使用した料理が楽しめるお店です。中でも、白神山地の伏流水と男鹿の天然塩、そして隠し味に秋田県にかほ市の鱈のしょっつるを使った出汁で炊く「おでん」は絶品。
男鹿半島で獲れた紅ズワイ蟹の「かに面」や、きりたんぽの具材が入った「きりたんぽ袋」、「秋田産ハタハタさつま揚げ」「比内地鶏つくね」など、この土地ならではのおでん種が豊富に揃っています。
また、「ハタハタ寿司」「じゅんさい」「秋田のガッコ盛」といった郷土料理を、「佐多六」など地元の銘酒とともに堪能できるのも魅力です。
店舗情報
- 住所:〒010-0921秋田県秋田市大町5丁目1-27なかや大町ビル1F
- 営業時間:17:00~24:00
- 定休日:なし
- 公式HP:https://noble-creation.com/saketomi/
日本料理 たかむら
東京・目白の名店「太古八」で修行を積んだ主人が包丁を握る、江戸料理の店です。産直の食材を使わずに、目利きが選んだ食材を毎朝市場に出向いて仕入れるのが「たかむら」のスタイル。
秋田の食材を多く使用した滋味深い逸品を、落ち着いた空間で味わうことができます。
料理は、旬の食材を取り入れたおまかせコースのみ。1万5千円円、1万3千円、1万円の3つのコースが用意されており、それぞれ前菜からデザートまで、11品の料理を楽しめます。
調理台と客人用カウンターの間に通路が設けられており、主人がそこを自由に行き来するなど、独特の仕掛けが施された店内も見もの。秋田屈指の名店で特別なひとときをお過ごしください。
店舗情報
- 住所:〒010-0921秋田県秋田市大町1丁目7-31
- 営業時間:18:00~22:00
- 定休日:日・祝日
- 公式HP:https://www.akita-takamura.jp/
秋田で食べたい絶品グルメ
海の幸にも山の幸にも恵まれた秋田には、さまざまな絶品グルメがあります。その中でも、秋田を訪れたら絶対に食べたい絶品グルメをご紹介します。
きりたんぽ鍋
「きりたんぽ鍋」は、鶏ガラ、醤油、日本酒、塩などで作った汁に、炊いたご飯をすり潰したものと野菜を入れて煮た、秋田を代表する郷土料理です。
その昔、炭焼きや伐採の仕事で山籠りをした人々が、残った米を潰して棒に刺し焼いて食べていたものを、鳥鍋に入れたことが始まりとされています。
ちなみに、きりたんぽの「たんぽ」とは、串に刺して焼いたご飯のこと。このたんぽを鍋に入る長さに切ったものを「きりたんぽ」と呼びます。具材の比内地鶏や野菜から出る旨みをきりたんぽにたっぷりと吸い込ませて食べる、絶品の鍋料理です。
しょっつる鍋
きりたんぽと並び、秋田を代表する郷土料理として有名なのが「しょっつる鍋」です。古くから秋田に伝わる魚醤・しょっつるを使った出汁に、秋田県の県魚でもあるハタハタを入れた鍋料理。
ハタハタが旬を迎える冬によく食べられる、寒い季節の定番メニューでもあります。
しょっつるとは、ハタハタなどの魚を塩漬けにして1年以上(魚が溶けるまで)寝かせ、それをこして旨み成分を抽出した調味料のこと。
たんぱくで甘みのあるハタハタの身と、プチプチとした食感の魚卵「ブリコ」が、あっさりとしたスープに良く合います。
稲庭うどん
秋田南部発祥の干うどん「稲庭うどん」。手延べ製法で作られた平らな細麺で、しっかりとしたコシとつるりとしたのどごしが特徴です。
稲庭うどんの誕生は1665年(寛文5年)にまでさかのぼり、讃岐うどん、きしめんと並ぶ「日本三大うどん」の一つにも数えられています。
製法には「練り」「綯(な)い」「伸ばし」「干し」の四つの工程があり、「綾掛け」という手延べの技によって、細くなめらかでのどこしの良いうどんが生み出されます。
かつおと昆布で作ったつゆと、ねぎ、わさび、しょうがなどの薬味でシンプルに味わうのがおすすめです。
いぶりがっこ
コリコリとした食感がやみつきになる「いぶりがっこ」は、秋田の代表的な燻製干しのたくあん漬けです。
冬の訪れが早い秋田では、たくあん作りのために天日干しをした大根が十分乾燥しないまま氷点下になってしまいます。そのため、昔は家の囲炉裏の上で大根を干していました。
この、囲炉裏の熱と煙に燻された大根を米ぬかと塩で漬け込んだものが、いぶりがっこの原型です。
大根についた燻製の香りが、漬け材料と調和することで独特の風味を生むいぶりがっこは、古くから雪深い地方の冬の食卓に彩りを添えてきました。
ちなみに、いぶりがっこの「いぶり」は「いぶした」、「がっこ」は「漬け物」という意味の言葉で、秋田定場の土産物としても人気を集めています。
横手やきそば
「横手やきそば」は秋田県横手市発祥のご当地グルメです。地元で製麺された太く真っすぐなゆで麺を使用し、麺の上に半熟の目玉焼きをトッピングして福神漬けを添えるのが特徴となっています。
また、ウスターソースをベースに、各店オリジナルのだし入りソースで味付けが行われるため、店によってソースのゆるさや甘さが異なるのも横手やきそばの面白さです。
具材にはキャベツや豚肉を入れるのが一般的ですが、こちらも店によってはホルモンを加える場合があります。
目玉焼きの黄身を崩して、ソースと絡めて食べるのが横手流とされ、富士宮やきそば、上州太田焼きそばと並び「日本三大やきそば」の一つとされています。
まとめ
東を出羽山地、西を日本海に囲まれた秋田には、グルメやお酒を楽しめるスポットが豊富に存在します。
東北地方有数の繁華街「川反」を抱え、地元の食材を使ったさまざまな郷土料理や美食を満喫できる秋田は、ぜひ訪れてみたいエリアです。
秋田を訪れる際にはこちらにご紹介した内容を参考に、ご当地ならではの絶品グルメ&お酒を味わってみてください。