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酒好き必見!休肝日の効果や設ける頻度について
酒は日々の生活の友。その日の晩酌を楽しみに働いているという人は多いことでしょう。
仕事を終えた後の酒は、疲れた体に染みわたり格別の味わいがありますよね。
しかし、毎日飲むのは考えものです。ときには肝臓を休ませてあげてください。
「休肝日に意味はない!」そう考える酒豪の人もいるかもしれません…しかし、そんなことは絶対にありません!
休肝日はしっかり効果があります。
休肝日に関する情報をまとめたので、ぜひ参考にして肝臓をいたわってあげてください♪
休肝日はなぜ必要
アルコールは肝臓で分解されます。飲めば飲んだ分だけ、肝臓を働かせるということです。酷使すると肝機能の低下や、肝障害につながってしまいます。
肝臓には以下のような機能があります。
代謝
胃や腸で分解、吸収された栄養素を貯蔵。それをさらに分解し、全身の臓器や器官に送り出します。
肝臓の働きが低下すると、食事をとっても必要なエネルギーに分解されにくくなってしまいます。
食べても食べても栄養にならないとは、困ったものですね。
解毒作用
体にとって有害な物質を毒性の低い物質に変え、排泄するという働きもあります。
アンモニアといえばピンとくるかもしれません。
尿として排泄されるあれです。あれは人体にとって有毒なものなのです。
肝機能が低下すると血液中にアンモニアが溜まり、脳に障害を起こすなんてことも。
アンモニアは、とても恐ろしいものなのです…
胆汁の生成
常に肝臓の中で分泌されている物質で、脂肪が腸から吸収されるのを助けています。
また、コレステロールを体外に排出するにも必要です。
コレステロール…気にしている人も多いでしょう。成人の敵です。
肝臓、気をつけなければなりません!
肝臓が悪くなったら一大事。お分かりいただけたでしょうか。
また、腸や胃の粘膜も荒れてしまいます。腸や胃の大切さは言うまでもないでしょう。
臓器に負担をかけすぎないためにも、飲酒のコントロールは大切!
休肝日はアルコール依存症の予防にも効果的です!
毎日飲んでいると歯止めが効かなくなってしまいます。1日でも飲まないと落ち着いていられないという人は、気をつけてください。
アルコール依存症の一歩手前かもしれません。
「飲まない!」自分の意思で実行する日が必要です。
精神的な意味でも、休肝日は意味があるんです。
休肝日は肝臓回復効果がある?
休肝日の大切さについて説いてきました。
しかし、休肝日を作ることによって肝機能が回復するという科学的な根拠はありません。
科学的根拠がない!
休肝日に意味がないという説は、酒の席のたわ言ではなく、ある程度の説得力を持っているのです。
ならば毎日飲んでいいじゃいか!そう思いましたか?
そんなことはありません。
酒は飲めば飲むほど肝臓に負担をかけます。適量というものがあるのです。
酒好きの中には、飲み始めたら止まらないという人も少なくない筈です。
「ちょっと1杯」では満足できない。心ゆくまで飲みたい!
そうであれば1日ごとの量をコントロールするのは難しいですね。
長いスパンで見て、酒の量をコントロールしましょう。
肝臓は自覚症状が出にくい
「沈黙の臓器」という言葉、聞いたことがあるのではないでしょうか。
多少調子を崩しても自覚症状が現れないのです。
自覚症状が現れたときは、相当悪化しているということです。
そうなれば休肝日どころではなく、断酒を強いられるかもしれません…
自覚症状が現れるほどに飲んでいる人は、アルコール依存症になっている割合が高く、断酒は相当の苦行となるでしょう。
一度は回復しても、完全に酒をやめられず、症状が再発してしまうということも珍しくありません。
そこまで症状が進んでしまうと、完治は困難。命に関わることもあります。
そうならないためにも休肝日を設け、飲酒の習慣に適度なブレーキをかけるべきです。
飲酒の総量をセーブできるし、アルコール依存症の予防になることは前述の通り。
肝臓回復効果の科学的な根拠はないかもしれませんが、決してデタラメではありません!
休肝日は、酒と長く付き合う幸せに付き合うための知恵です。
休肝日を設ける頻度
休肝日は1週間に1日~2日程度設けるとよいとされています。
特に1日の飲酒量が適量を超える人は注意です。
以下は飲酒の適量の目安です。この適量の数値は多くのサンプルから統計的に導き出されています。
- 日本酒:1~2合
- ビール:大瓶1~2本
飲酒と死亡の関係は世界中で研究されています。
それだけ、酒が死につながっているということですね。
飲むなとは言いませんが、皆さんお気をつけて!
2日続けて飲まない日を設けるのが理想的です。48時間あればアルコール依存症の有無が分かるからです。
2日持たずに、「飲みたくて飲みたくて我慢ならない!」となってしまった場合は、アルコール依存症の可能性があります。
本当にお気を付けて!
飲みたい!我慢できない時のおすすめ
体のためには飲まない日を作った方がいいと分かっていても、「飲みたい!」という気分になってしまっては、そう簡単に抑えられるものではないでしょう。
酒を我慢するためにおすすめの方法を紹介します。
趣味に没頭
何かに熱中すれば、その間は酒のことを忘れられるでしょう。
体を動かすことであれば、健康のためにもなりますよ。
汗をかいた後はビールが旨い!そんな気持にもなってしまいそうですが、そこはグッと我慢!
よく冷えたスポーツドリンクなども美味しいものですよ。体に染み入ります♪
他になんだって構いません。カラオケ、読書、映画鑑賞…とにかく、酒ではないなにかに夢中になってみましょう♪
酒から離れる
酒があるから飲みたくなるのです。自宅や居酒屋など、普段酒を飲んでいるスペースから離れてみてください。
特に目的もなく、ふらっと外出してみるのもいいかもしれません。外出先で酒が飲みたいと思ってしまうのであれば、有無を言わさず酒を飲めない状況となってしまう車はどうでしょう。
酒がない・飲めない、そんな状況が続けば、飲みたい気持ちが落ち着いてくるかも。
気分だけでも飲酒
どうしても酒が頭から離れないというのであれば、気分だけでも!
酒を飲んだつもりになってみるのもひとつの手です。
ノンアルコールビールは、限りなく本物のビールに近い飲み物です。アルコールの心地よさはなくとも、のどごしと金色の輝きが気分を盛り上げてくれることでしょう♪
ノンアルコールカクテルもおすすめです。いろいろな種類があるので、その日の気分に合わせて選べます。
普段飲まないようなカクテルに手を出してみるのもアリです。酒とは別の気分転換になるかもしれませんよ。
「そんなものじゃ飲んだ気にならない!」というのであれば、形から入ってみるのはどうでしょう。
ワイングラスで普通のドリンクを飲んでみてください。グラスをオシャレに傾ければ飲んでいる気分になるかもしれません笑
食べたらすぐに歯磨き
食事を終えたら後は寝るだけ!飲酒モードをシャットアウトです。
気分を別の方向に切り替えましょう♪
酒はストレス解消になるけれど、本当に体にいいのは睡眠です。
すべてを忘れて心地よい眠りにつくのです。
それでも飲みたい!
すべて気休めじゃないか!
そう思う人もいるでしょう。
どうしても飲みたいのであれば、酎ハイなどアルコール度数の低い酒はどうでしょうか。
いきなりの休肝日が難しい!それならば、弱い酒でゆっくりとノンアルコールに近づいていくのです。
好きに飲んでいい日と、弱い酒で我慢する日。これを続けていけば、いずれは好きに飲んでいい日と休肝日になるかもしれません。
肝臓をいたわりながら快適な飲酒生活を
休肝日は大切ですが、それ自体が目的ではありません。休肝日が明けたからといって、羽目を外すように飲んでしまっては台無しです。
大切なのは、肝臓をいたわること。
適量を気にして、肝臓に負担をかけすぎないように気をつけながら、酒を楽しんでください。
絶対に休肝日を作る!と決心したのであれば、紹介した我慢の方法をぜひお試しあれ。