希少な泡盛のおすすめ銘柄や美味しい飲み方を紹介

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『泡盛』と聞いて思い浮かべるのは、どんなイメージですか?
沖縄のお酒というのは、多くの人が知っているでしょう。しかし、それ以外のことは、ピンと来ないという人も多いかもしれません。
「度数が高そう」、「クセが強そう」。なんとなくそんなイメージを持っている人も多いようです。それで敬遠しているのであれば、実にもったいない!


確かに度数の高いものが多いけれど、すべての泡盛がそうというわけではないのです。
しかも、度数は薄めればいいのです!飲みやすくする工夫だって色々あります。
もともと飲みやすい泡盛もあります。
クセが気になるという人は、甘いものやフルーティーなものなど、初心者向きの泡盛から試してみてください。
いきなり本格派を飲むのではなく、徐々に慣らしていけばいいのです。
気付けば泡盛独特の味わいの虜。そんなこともあるかもしれません。


泡盛の世界は奥が深いものです。しかし、敷居は決して高くありません。
この記事では、泡盛を楽しむための入門編の知識を紹介しています。
泡盛を知らない、これから試してみたいという人は、ぜひ参考にしてください!

目次

沖縄料理には泡盛!

泡盛の原料は、主にタイ米と黒こうじです。「なぜタイ米なんだ?」と疑問に思うかもしれませんが、これにはしっかりとした理由があります。
まずは歴史です。諸説ありますが、泡盛は15世紀前後にシャム(タイ)から醸造技術が伝わって作られるようになったと言われています。それからずっとタイ米が使われているのです。

そして現在。泡盛を作る際、必ずタイ米を使わなくてはいけないという決まりはありません。しかし、温度管理がしやすい、日本米よりもアルコールの取れ高が多いなどの理由で、今なお大半の泡盛はタイ米から作られています。
600年以上の歴史を持ち、その製法が脈々と受け継がれてきた泡盛。それに合う料理は一体なんなのでしょうか。

なんと言っても、沖縄料理でしょう!土地のお酒には土地の料理を。酒飲みの基本です!
泡盛と同じく、長い歴史を持つ沖縄料理。同じ土地の中で、時をかけて育まれてきた二つが、合わない筈がないでしょう!
ゴーヤーチャンプルー、グルクン唐揚げ、ラフテーなど多彩な沖縄料理と泡盛のマリアージュをお楽しみあれ!

泡盛の種類

泡盛の種類は、大きく分けて一般酒(新酒)と古酒の2つです。米、麹、水だけで作られるので、麦や芋といった原料による違いはありません。
2つの泡盛の違いは熟成年数です。

3年未満の一般酒

熟成期間が3年未満の泡盛が、一般酒と呼ばれています。単に泡盛と呼ばれている場合も、多くは一般酒のことです。
一般酒は、ライトでクセが少なく落ち着いた飲み口です。ほんのりとした甘さがあって飲みやすいので、初心者にもおすすめ。
値段も手ごろなものが多く、入門編としてはもちろん、普段使いにもピッタリです。

3年以上の古酒

熟成期間が3年を越えた泡盛が、古酒です。クースとも呼ばれています。
作りたての泡盛は味と香りが荒々しく、年月が経つほど美味しくなるとされています。そのため、古いお酒が特別扱いされるのです。
熟成が進むにつれて、口当たりがよく、香りが豊かになっていきます。

「それなら、古酒も飲みやすいのか?」そう思うかもしれません。
ただ、一つ注意点があります。それは、古酒はアルコール度数が高いということ。一般的な古酒が、40度ほどにもなるのです!
なぜそんなにも高いのかというと、アルコール度数が高いお酒ほど熟成成分が溶け込みやすいからです。
度数が低いと熟成が進まず、あまり味が変わりません。年月が経つほど美味しくなるのは、度数の高さゆえなのです。

10年ものくらいまでは、比較的簡単に入手できます。値段はピンキリで、2,000円程度のものから、中には10万円を越えるものまで。
30年もの、40年ものの古酒も存在しますが、市場にはあまり出回っていません。購入するとなると数十万円はかかってしまうとか。
沖縄にはなんと、150年ものの古酒が現存しているそうです!

人気で美味しい泡盛の銘柄を紹介

ここからはおすすめの泡盛の銘柄を紹介していきます。お店で飲むときや、購入するときなどに参考にしてください。

【希少】泡波は見つけたら飲むべし!

日本最南端の波照間島で作られている泡盛です。
小さな酒造所が手作業で造っているため、数が少なく、ほとんどが島内で消費されています。
そのため入手が非常に難しく、「幻の酒」と呼ばれる逸品です。
クセが少なく、飲みやすいとされているので初心者でも安心です。出会えたらラッキー。絶対飲むべきです!

【定番】残波(白)は沖縄のテッパン

フルーティーな香りとクセのない味わいが、幅広い層に親しまれてる泡盛です。沖縄の居酒屋には必ずと言っていいほどに置いてあります。
「まずは生!」ではなく「まずはザンシロ!」。そんな人も多いのだとか。
モンドセレクション金賞の常連で、海外でも賞を受賞しています。身近で確実。そんな泡盛です。
白よりも少ししっかりした味わいの、残波(黒)も人気があります。

【古酒】8年ものだけどお手軽な菊之露 V.I.P ゴールド

8年ものの古酒をベースにブレンドされている、菊之露酒蔵の人気ナンバーワン商品です。
甘み、香り、コク。古酒ならではの味わいを楽しめるでしょう。
V.I.Pの名が示す通り、高級感のあるボトルで、味わいも上品です。しかし、値段はさほど高くありません。度数も30度と、古酒にしては低めです。
初めての古酒にもおすすめ!

泡盛の美味しい飲み方

おすすめの銘柄に続いては飲み方です。こちらも、ぜひ参考にしてください!

お酒に自信があるならロック!

お酒が強いという人は、ぜひロックで!味と香りをじっくりと楽しめる飲み方です。
大きめの氷を入れて、グラスの半分くらいまで泡盛を注ぎます。
氷がゆっくり溶けて、徐々に変化する味わいも楽しめますよ。ライムを絞ると、味がさらに引き立ちます。

もっともポピュラーな水割り

泡盛は度数が高いお酒なので、ロックは厳しいという人も多いことでしょう。水割りは多くの人に支持されている飲み方です。
25度なら5:5、30度なら泡盛4:水6、40度以上なら泡盛3:水7を目安にすると飲みやすくなります。
水で割っても、香りや味わいが損なわれることはありません。

寒い日にはお湯割りも

先に泡盛を注いでからお湯を注ぐと、飲みやすくなります。逆に、お湯を先に注いでから泡盛を注ぐと、香りが引き立ちます。
熱すぎるお湯だと香りが飛んでしまうので気を付けましょう。70℃前後が適温です。

沖縄スタイルのコーヒー割り

「お酒ににコーヒー?」
意外に思うかもしれませんが、沖縄では広く知られた飲み方です。コーヒーの苦みの中に感じる、泡盛の香りや甘みにハマってしまう人が大勢いるのだとか。コーヒー割りがきっかけで、泡盛ファンになる人も少なくないようです。
泡盛とブラックコーヒー、5:5で割るのがスタンダードです。かなり飲みやすくなりますが、度数はそれなりにあるので、気を付けてください。

カクテルにも使える

泡盛はカクテルのベースにも使われます。ライムとトニックウォーターで泡盛トニック、ライムとコーラで泡盛コーク、パインジュースとオレンジジュースでマイタイになります。
ご家庭でも簡単にできるので、ぜひ試しを!

ぜひ泡盛にトライしてください!

泡盛の基礎知識をお伝えしてきました。少しでも、泡盛の魅力が伝われば幸いです。
ビールや日本酒などに比べるとなじみの薄いお酒かもしれません。
しかし、めったにお目にかかれないというほどではないでしょう。

沖縄料理の店は全国のいたるところにあります。購入も難しくありません。どこにいても、泡盛に触れることができるのです。
沖縄に行くことがあれば、地元の美味しい料理とともに泡盛を楽しむことも強くおすすめします!
銘柄がたくさんあるし、飲み方のバリエーションも豊富です。一度美味しさに気付いたら、どっぷりハマってしまうかもしれません。

居酒屋バー開業準備

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